2015-01-01から1年間の記事一覧

せつなく美しい恋愛小説の短編集 藤堂志津子著 「かそけき音の」

「とてもじゃないけどハッピーエンドの小説を読める精神状態じゃない。だけど何か心に染み入るような恋愛小説を読みたい」という人におすすめです。ページ数も少ないのであっという間に読みきれます。 「なんでそこで自分を犠牲にしてしまうの?だからあなた…

シュールさがたまらない ゆるキャラの極み「オジサン」

「オジサン」の3ポケットのクリアファイル。大きさはA5よりちょっと大きいくらいなので、はがきや領収書、メモ用紙などを一時的に保管・分類しておくのにぴったり、って私が言いたいのはそんなことじゃないのです。 私はこのオジサンほどシュールなゆるキャ…

懲りずにまた妾本で失敗しました

アマゾンのレビューにもあるように、フランス王家の歴史に興味がある人は面白いと思うけど、ディアヌ・ド・ポワティエという女性のことを深く知りたいという人にはまっったく物足りない一冊でした・・・・。 あのロスチャイルド夫人がロール・モデルとして崇…

「気持ちが下降気味」と言った浅田真央選手の燃料タンクの残量が気になる

羽毛のように軽いジャンプが戻ってきたと思ったら、スランプに突入してしまった浅田真央選手。全日本のSPを見ていた時、ソチ五輪のSPの悪夢が頭をよぎりましたが、最後の3ループを綺麗に決めたのを見て安心しました。多くの女子選手が3フリップ/ルッツー…

埋められない溝を飛び越えてはいけない(2)

「あの人どうしているんだろう」とずっと気にかけていた人をフェイスブックで見つけたら、あなたはメッセージを送ったり友達申請をしますか?私の場合はできませんでした。その人と私の間に溝があるわけではないのです。ただ私という人間の存在が、その人の…

他人の時間を無駄遣いすることになんの疑問も持たない人達

「埋められない溝を飛び越えてはいけない(1)田舎の友達とどんどん疎遠になる理由 - マリア様はお見通し」 という記事にMira様からこんなコメントをいただきました。以下にコメントの一部を抜粋したものを引用します。 それ以外は、一時帰国中の限られた時…

美しく老いるということとその好例

大好きなTV番組「5時に夢中!」に辛島美登里さんがゲストとして出演されていたのを拝見したのですが、それをきっかけにあの名曲「サイレント・イヴ」を検索してみたら・・・ 辛島さんの美しさに見入ってしまいました。 現在54歳だそうですが、美魔女や美婆女…

熊切あさ美さんは藤原紀香さんに喧嘩売ってるんですか

上沼恵美子さんの番組に熊切あさ美さんが登場した時の話がニュースになっていたんですけど・・・・ headlines.yahoo.co.jp 上記はウェブニュースのため、リンク切れで読めない可能性もあるから、私が「喧嘩売ってるのかな」と思った部分を以下に引用します。…

埋められない溝を飛び越えてはいけない(1)田舎の友達とどんどん疎遠になる理由

田舎の友達と疎遠になった理由は、やはり距離ですね、といいたいところなのですが、どんどん疎遠になっていく中で思うことは「もしかすると互いの人生に留まる必要のない者同士なのではないかな」ということ。実は距離なんて関係なくて、遅かれ早かれ、つき…

「肌に優しくてクレンジング力もある」は可能なのか

オイルフリー、無添加。赤ちゃんの日焼け止め落としにも使えるほど肌に優しいクレンジングって、ちゃんと落ちるの?と思って使ってみました。<アルファピニ28 ボタニカル リキッドクレンジング> 確かに肌に優しい 今使っているアイラインはファシオのリ…

眠らない街の便利さの中で暮らしていると、体内時計が狂ってくる

雪が積もった、しんと静まり返った夜という表現の「しん」っていう感じをここ数年感じていないなぁと、海外に暮らす友人がフェイスブックに投稿した自宅の画像を見て感じました。 photo by wjklos(友人が暮らす地域とは関係ありません)友人が暮らす地域は…

変質者を図書館の角に追い詰めたら、逆ギレされました

再犯で起訴されても執行猶予がつく可能性もあるなんて、この国の法律っていったいどうなっているんだろうと思う。「チューブマン」と呼ばれた変態男…少年の親切心を踏みにじった呆れた手口(産経新聞) - Yahoo!ニュース https://t.co/tSMcAVhKqV — ブロガー…

答えがないからこそ、私達は小説を読む

このブログではアマゾン・アソシエイトを取り入れています。 記事中でアマゾンの広告を使って書籍を紹介する→その書籍が売れる→私に広告収入が入る、というわけ。その注文・売上げレポートを見ていると、売れているのはハウツー本やノンフィクションばかりで…

羽毛のように軽いジャンプが戻ってきた

浅田真央選手、恐ろしいお方です・・・・。 中国杯初日のフォトギャラリーをアップしました。GP復帰戦でいきなり首位発進した浅田真央や本郷理華、フェルナンデスらの写真を掲載しています。 【写真:坂本清】https://t.co/NVjiE7rN5o #figureskate pic.tw…

糖分・脂肪たっぷりで高カロリー。時代に逆行している美味しいホットチョコレート

さあ、これから寒くなってくると、美味しいホットチョコレートが飲みたくなりませんか私がフェイスブックでいいね!しているページで美味しそうなホットチョコレートを見つけました。Tastyというページなのですが、健康志向・ダイエット志向(特に肥満大国ア…

「昭和って感じでいいよね」などと軽々しく言えなくなる一冊

ちょっとレトロな飲食店や喫茶店に入ると「昭和のまま時がとまったみたい・・・」とかいいたくなるじゃないですか。昭和っていうと古めかしくて、不便さがロマンチックで・・・っていうイメージがあるのかな。だけど昭和ってそんなにいい時代だったとは思え…

週に一度の深酒で知った「アルコールは何ひとつ解決してくれない」ということ

合法的にハイになれる、手軽に手に入るから怖い「酒」 - マリア様はお見通し の続きです。私がまだ二十代の頃の話です。若い頃の苦労は買ってでもせよっていうじゃないですか。仕事がどんなにきつくても「侵食を忘れて働く日々は経験した方がいい。後から必…

合法的にハイになれる、手軽に手に入るから怖い「酒」

漫画家のまんしゅうきつこさんはアルコール依存症の治療の結果「飲まない」を選びました。 飲まずに耐えるか、飲んで死ぬか アルコール中毒患者は、一時的に断酒できても一滴でも口にしたらまた逆戻り。この話を聞いて、あるアメリカ人のアル中患者を思い出…

芸能人にまともな感覚を求めてはいけない

薄っぺらい|醜女ヲ磨ク を読んで、私も同じことを感じました。やっぱり芸能界で食べていこうと思っている人、しがみつくと決めた人は、もはやまともな感覚を持っていないから(もともと持っていないから芸能界で生きていられるのか、芸能界に入って失ったの…

岩井志麻子先生と中瀬親方の「魔性の女論」が面白い

大好きなTV番組「5時に夢中!」(関西の方でも見られるようになったって本当?)の木曜日のコメンテーター、岩井志麻子先生と中瀬親方の魔性の女論が面白かった! 岩井志麻子先生「『なんであの人が?』っていうような人がモテる場合、その『なんで』が魔性…

美容部員さんに「自分が何を求めているのか」が伝わりやすい話し方

今ほしいなぁと思っているのがCHANELのマットな口紅、ルージュアリュール ヴェルヴェット のシリーズ。どの色にしようかは決めていませんが、地元のさいか屋にちらっと見に行ったけどテンションが上がらず、何も買わずに帰ってきました。購買意欲に火がつか…

「やっと巡りあえた!」という色の製造中止を恐れて買いだめするのは無駄だと思う理由

つけているとよく人に褒められるコスメ=自分の顔に似合っているコスメ が製造中止になってがっかりした経験がある方は多いと思います。私はそういうコスメとのはじめての出会いは21歳の時でした。アメリカで買ったエスティーローダーの「カラメル」という色…

「夏が、終わろうとしている」からとりあえず好きな物を食べた

ここ最近街を歩いていると少し早すぎるような秋の気配を感じます。そして「夏が、終わろうとしている」というのは森瑤子氏の「情事」の書き出しだったっけ、などと思い出すのです。 そして名残惜しいので、旬が終わろうとしている西瓜をがっつり食べました。…

幼女愛好者は、きっとあなたのすぐ近くにいる善人面した男だ

時事ドットコム:被害女性の勝訴確定=幼少期、親族が性的虐待−除斥期間認めぬ二審支持・最高裁 幼少期の性的虐待で心的外傷後ストレス障害(PTSD)やうつ病を発症したとして、北海道釧路市出身の40代女性が叔父に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第2…

シーズン2015/2016の浅田真央選手 ついにタラソワ氏離れ

ファン失格ですかね。今季の浅田真央選手のプログラムの振り付けは、なんとSP/FS/EX全てロリ・ニコル氏であることを知りませんでした!!!!!いえぇぇぇぇーーーーーーい!!!!いや、タラソワさんも好きでしたよ。ただしショートとEXの場合。 タラソワさ…

なかなか真似できない、バブル時代の憧れのカップルのエレガンス

著者はきっとエレガントな男性だったんだろうなぁと思いつつ、妻である安井かずみさんとともに時代の寵児としてあがめられていた頃の様子をまったく知りません。 いつの日か、日本がエレガントな国と思われる日が来ることを願いつつ、エレガントに筆を置くが…

田中角栄を愛した女達 同性として面白いなと思ったのは・・・

愛人を黙らせておくには結局金を与えておけばいいってことなのか - マリア様はお見通し の続きです。故田中角栄氏の後援会である「越山会」の金庫番と呼ばれ、公私にわたり田中氏と深く関わった女性・佐藤昭氏(昭子から改名)の娘である佐藤あつ子氏の著書…

膀胱炎と同じく癖になりやすい膣炎

初めて患った膣炎 初めて膣炎になったのは30歳を過ぎてからでした。膀胱炎の治療薬の副作用による膣炎は20代の時に経験してしましたが、膣炎単独というのはこれが初めてでした。当時は仕事のストレスのピークが最高に達し、体重は5キロ落ちました。そし…

BBクリームのここが便利!

普段はばっちりフルメイク派の私がBBクリームを推す理由。それは・・・時短メイクとスキンケアが同時にできる逸品だから! 超時短メイクが可能になるので寝坊した日、しっかりメイクする気の起きない休日の「ちょっとそこまで」というお出かけの時に便利 …

愛人を黙らせておくには結局金を与えておけばいいってことなのか

この記事のタイトルは、100冊のモテ本より、1冊のお妾本のほうが濃くて面白い - マリア様はお見通し でちらっと紹介した「昭 田中角栄と生きた女」という本をやっと読み始めて感じたことです。まだ半分も読んでいないから故人をこういう人だったと判断す…