膀胱炎と同じく癖になりやすい膣炎



初めて患った膣炎

初めて膣炎になったのは30歳を過ぎてからでした。膀胱炎の治療薬の副作用による膣炎は20代の時に経験してしましたが、膣炎単独というのはこれが初めてでした。
当時は仕事のストレスのピークが最高に達し、体重は5キロ落ちました。そして抵抗力がどんどん落ちて、性器を守っている菌のバランスが崩れてきたというわけです。

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photo by Keturah Stickann

 

ストレスが溜まって処理しきれなくなると、必ずどこかに吹き出ます。どこにどうでやすいかは人それぞれ。

 私の場合は性器にきます。 産婦人科の先生に「なんというかあなたは・・・きっと繊細なんでしょうねぇ、女性の機能が・・・」と言われました。その証拠に疲れていたりストレスが溜 まっても、肌荒れもありませんし、偏頭痛なども滅多にありません。食欲減退ということもありませんから、ほぼ万年デブです。
その代わり月経過多になったり、膀胱炎膣炎になるんですよ。ストレスが溜まることで抵抗力が落ちて、最初に負けてしまうのは下半身ということです。

膀胱炎同様に癖になりやすい膣炎。繰り返さないためにできること

不正出血と不快極まりない痒みが気になって行ったクリニックで、まずは子宮頸癌の検査をしてもらい、その日は膣内に薬を挿入して内服薬をもらって帰りました。すると出血も痒みもすぐに止まり、2週間後に出た癌の検査結果もOKでした。

だけどまたちょっと疲れたなぁと思った時に膣炎とまったく同じ症状になり、すぐに同じクリニックに行ったところ、先生に「きっとあなたは女性機能が繊細にできている」といわれたわけです。
そういわれた私は「今後ちょっと疲れたりストレスが溜まる度に、抵抗力が急降下して膣炎になるのはいや」と思いました。そこでストレス・疲れを溜めない=抵抗力を落とさないために以下のことを気をつけました。

  • もう若くないのだから、睡眠は質だけでなく長さもある程度確保する。
  • 飲酒回数を減らす。リラックス効果が得られる程度にとどめる。
  • 野菜を食べる量を増やす。
  • 仕事でねちねちとやられても、右から左へ聞き流しつつ、おっとりとした口調を利用して、10秒くらい経たないと「あれ?今のはもしかして・・・」と皮肉とわからないような、さりげない反撃をして気持ちをすっきりさせる
  • 膣炎かな?と思っても、心霊現象と同じように「また来たわね・・・」と冷静に構える。膣炎になるかも、と怯えながら毎日を過ごさない。


以来膣炎にはなっていません。ストレス・疲れを溜めないことも大切ですが、膣炎の存在を忘れきってしまうことが一番大事なような気がします。

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