美女・淑女・悪女

バブル時代の「大人のいい女」安井かずみ

やっと読みました。バブル時代を社会人として過ごした女性にとって、お洒落のアイコンだった安井かずみさんの著書です。 まだ女性があたりまえのようにオフィスでお茶汲みをさせられていた頃、こんな女性がいたということが信じがたいです。世の中がメッシー…

Wendi Deng Murdoch(10)【完】ウェンディの強さの秘密が詰まった彼女の私的なメモ

Wendi Deng Murdochシリーズ、いよいよ今回で最終回となります。 画像はWendi Deng Murdoch's glamorous life - CSMonitor.comからお借りしました抜きんでた美貌の持ち主でもなく、それを補うためのウィットや知性を感じさせる英語が話せるわけでもない。む…

真性魔性の女(3)

興信所を使って、息子の嫁を調べるご家庭もないわけではないので、結婚決まったからって安心しちゃだめ。役所に届け出して、受理されるまでが婚活です。 — 仁科友里 (@_nishinayuri) October 9, 2019 興信所を使われて結婚が破談になったといえば、宮本輝氏…

後妻業の女 筧千佐子の「業」

交際相手7人、結婚相手3人 合計10人。これは「近畿連続青酸死事件」で筧千佐子容疑者が青酸を用いて殺害したとされている人数で、そのうち起訴された案件は4人の死。 「筧千佐子が逮捕される八か月前の2014年3月、マスコミの間では「大事件になるぞ」とささ…

Wendi Deng Murdoch(9)メディア王の用意周到な離婚

ルパート・マードックは戦わずして勝ったといいましょうか。やはり一代でこれだけの財を築いた人を敵に回してはいけません。したたかでがめついゴールドディガーである妻のウェンディですらかなり動揺するような方法で、離婚を申請したのです。 Photo: Lucy …

Wendi Deng Murdoch (8)強まる不協和音

世界有数の大富豪の妻となった中国人女性、Wendi Deng Murdoch(以下ウェンディ)。 (photo courtesy of ap)彼女と夫の関係の間に不協和音が聴こえてきたのは、彼女が「金はあっても品は買えない」タイプでその本性を夫のルパートが見破ってしまったからとか…

デヴィ夫人のシンデレラストーリーの裏側

デヴィ夫人の新著「選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の婚活論」を読んだ感想です。率直に言うと筆者が知りたいことはほとんど書かれていませんでしたし、婚活本としては普通にコンサバでお金を出してまで読まなくてもwith onlineで読み切っていいのでは…

Wendi Deng Murdoch(7)それほど長く続いたとは思えない二人の蜜月

SoHoにある約864平方メートルの三階建ての豪邸を改装していたため、仮の住まいである愛の巣はMercer Hotelのスイート。それがウェンディとルパートの新婚生活の始まりでした。 画像はWendi Deng Murdoch's MySpace Problemからお借りしました ウェンディ色に…

誇り高き高級娼婦の焦らし方から学ぶ 勝負所で感情をコントロールすることの大切さ

私が「最も印象に残った焦らしのシーンを一つあげろ」と言われたらこの「娼婦ベロニカ」(Dangerous Beauty)の1シーンをあげます。圧倒的に男性側が優位だった恋愛関係を逆転させたシーンとも言えます。 16世紀のベネチアに実在した高級娼婦のお話です。身分…

Wendi Deng Murdoch(6)母親の黒歴史が娘達の邪魔をしない理由

前回の記事では「略奪婚成立までもう少し掘り下げて書いていきます」と書きましたが、あまり掘り下げるものがなかったため予定を変更して娘達について書きます。自分の学生ビザのスポンサーになってくれた養父母の家庭を、グリーンカード取得のためにぶち壊…

Wendi Deng Murdoch(5)名刺も肩書ももう要らない。最強の苗字を手に入れるまで

富豪という表現ではおさまりきらないルパート氏が選んだのは、典型的なトロフィーワイフの外見ではないけれど、非常に賢い中国人女性のWendi(ウェンディ)さんでした。 ウェンディさんはこうしてルパート氏の目に留まった 「なんだ、そんなことか」という方…

Wendi Deng Murdoch(4)不美人がブロークンイングリッシュでオーストラリア人の幹部達をどうやって魅了したのか

妻子ある男性の家庭をぶち壊して結婚→グリーンカード取得後、その男性をポイ捨てし浮気相手と暮らし始めたウェンディさん。その後その浮気相手も捨てて、前と上だけを見て、着実に夢の現実に近づきつつありました。 イエール大マネジメントスクール入学、そ…

Wendi Deng Murdoch(3)残酷なまでに鈍いからこそ辿り着けた場所

シリーズ(2)では、WendiさんがJake and Joyce Cherry夫妻に出会うところまで書きました。今日は彼らが出会い、修羅場を迎えてその後Cherry一家が崩壊し、WendiはグリーンカードをとってあっさりとJakeさんを捨てたことについて書きます。医学部に進んで3…

Wendi Deng Murdoch(2)大都市・広州で動き出した運命

Wendi Deng Murdochという中国人女性は、1968年12月8日に江蘇省徐州市で鄧文迪として生を受けました。改名前の文迪という名前は文化革命を意味し、共産党への忠誠を示す意味でつけられることが多く、当時流行っていたそうです。 アメリカンドリームを語るう…

Wendi Deng Murdoch(1)彼女がこんなにも気になる理由

アメリカで勉強するために力になってくれたアメリカ人夫妻の家庭をぶち壊し、妻を捨ててまで自分と結婚したアメリカ人男性はグリーンカード取得次第ポイ捨て。その後も男性の金や権力を利用して華やかな世界に上り詰め、The Wall Street Journal誌をはじめと…

なぜ私達はこんなに観月あこが気になるのか

錦織選手のガールフレンドとして名前が認知された観月あこさん。私達はなぜこんなに彼女が気になってしまうのでしょう? 画像は観月あこに関東連合や占い師との黒い噂...錦織に忍び寄る魔の手にファンからは『逃げて!』の声 | ENDIA[エンディア]からお借り…

私の昭和史(5)ザ・ベストテン

まだ子供の頃、ザ・ベストテンというきらきらした歌番組がありました。黒柳徹子さんと久米宏さんが司会をしていた番組です。この番組が始まる時間になるとテレビの前に陣取って、気分が高揚してなかなか眠れなかった夜。それでも時々親が寝室をチェックしに…

元子供英会話講師は見た VERY妻が一番美しく見えた瞬間

期待を裏切らないところがさすがだなと思った。ちなみにこのVERY妻が一番きれいだなと思ったのは・・・とツイートしたいけど、長くなりそうだから時間がある時にブログに書く。 — アベマリア (@m_insidethegate) 2018年5月1日 というわけでツイートの続きで…

井川意高社長が貢いだであろう美女達

熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録という本を読みました。懺悔録としても面白いんだけど、製紙会社の経営者としての経営論の部分にも引き込まれました。マスコミが大喜びで報道し続けたボンボンとしての一面ではなく、その裏面。だけど井川意高元社長…

ただのヤ〇マンよりもたちが悪い女

タブーはスパイスとして最高の味と香りを持っていると思うけど、だからといって親友の彼や夫にちょっかいを出す女は嫌です。ただのヤ〇マンよりも厄介。だって自分と親しい人がより深く傷つけられるのを見ることによって、より大きな悦びを感じるタイプなの…

絶世の美女達の共通点

かつて武田久美子さんが「女は美しく生まれた場合とそうでない場合では、生涯(得られる贈り物や収入などで)三億円の差がつく」とおっしゃいました。二億円だったかな?そこらへんは不確かですが、先日このニュースを見て、その言葉を思い出して納得してし…

久々に面白いと思った美女論 

若い頃よく読んでいた齋藤薫さんの著書にモチベーションをもらうには、自分は少々歳をとりすぎてしまったと気づいてしまったわけですが(その時に書いた記事)、懲りずに美女論の本に手を出しました。 最後まで読んでも美女の正体はわかりませんでしたが、「…

近代・現代日本史を彩った女達

職場の昼休みなどにきかされるくだらない女子トークに疲れてくると、右を見ても左を見てもつまらない女性ばかりで友達になりたい、語り合ってみたいと思える人がいない・・・と感じてしまうこともあるでしょう。そんな時は、そこらへんにいるきらきらしてい…

上沼恵美子にいじられると輝く熊切あさ美

紀香特需の恩恵を受ける熊切あさ美さん。どんどん綺麗になっていますが、愛之助さんのこと、ようやく吹っ切れたのかな。傷が癒えたのかどうかはわかりませんが、上沼恵美子さんにいじられている時の彼女は楽しそうですね。ほかの番組の司会者達が恐れるよう…

真性魔性の女(2)

真性魔性の女(1) - マリア様はお見通しの続きです。魔性の女の恐ろしさって、「気がついたら破滅させられていた」みたいなところです。本人は破滅させようだなんてまったく思っていなかったんだけど、映画「ダメージ」の場合、遊び相手に選んだ男がまずか…

真性魔性の女(1)

真性を語る前に、似非の安っぽい魔性の女についての一例をあげてみますと、先日こんな話を聞きました。 「超魔性な子がいてぇー、その子、自分が気になってるA君っていう男の子に『すごく言いにくいんだけど・・・A君の彼女浮気してるらしいの・・・』ってい…

今更タキマキ

タキマキこと滝沢眞規子さん。 やっかんでいろいろ言う人はどこにでも誰に対してもいるもので、万人に好かれることなど不可能なわけですが、横須賀でまったりlow-keyな生活を送る私はVERYの読者層ではありませんから、この人のことをずっと知らなかったので…

若者の不倫よりも、分別のある大人の不倫の方が恐ろしい

運命の女という映画をご存知でしょうか? これを見て、若者の不倫よりも分別のある大人の不倫の方が危ないなぁと思いました。先日東京都立川市で起きた不倫のもつれが原因による殺人事件のように、友人の夫と不倫をしていることを友人に暴露して、二人を修羅…

魔性には有効期限がある 

西の魔性の女:カーラ・ブルーニさん東の魔性の女:蒼井優さん・・・といいたいところだけど、川添明子さんお二人の恋愛遍歴をネットで見た限りだと、魔性には有効期限があるんだなぁと思いました。 魔性の女でもなかなか結婚までは持ち込めない カーラ・ブ…

あ~あ読み終わっちゃった「悪女について」

ページをめくる手がとまらない・・・眠れない・・・あともう2時間後には起床ってことで、このまま読み続けます。有吉 佐和子 の 悪女について (新潮文庫 (あ-5-19)) を Amazon でチェック! https://t.co/WVHf3Bqzkj @さんから — ブロガー アベマリア (@m_in…