井川意高社長が貢いだであろう美女達


熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録という本を読みました。懺悔録としても面白いんだけど、製紙会社の経営者としての経営論の部分にも引き込まれました。マスコミが大喜びで報道し続けたボンボンとしての一面ではなく、その裏面。
だけど井川意高元社長(現会長)自らも社員達を叱咤激励して存続させてきた会社のお金を、バカラであれだけ使い込んでしまったんですよ・・・。中毒って怖いですね。それから美女達との飲み会(そしておそらくおこづかい)にも相当つぎ込んでいたようです。当然ですよね。お金を持っている男性はやはり遊ぶものなのだと、改めて感じました。金に物を言わせて美女を侍らせることができるのだから、浮気するなという方が無理があります。
では本書に登場した女性芸能人達を挙げていきますね。

 

高飛車なお姫様 宮沢りえさん

まずトップバッターは宮沢りえさんでした。りえさんは貢がれませんでした。ママが怖すぎたからとか、そういうことが理由ではありません。

井川さんが某会員制のバーで宮沢りえさんを見かけた時、オーラがある人ってこういう人のことを言うんだなと思ったそうです。その人が動くと、その人を囲んでいた光まで一緒に動くみたいな表現をされていたと思います。
大王製紙が、彼女が主演を務めた映画「ぼくらの七日間戦争」のスポンサーになっていたこともあり、バーで見かけたその夜、井川さんは宮沢りえさんに挨拶をしたそうなのですが、彼女は連れの男性と二人で飲んでいるところを邪魔されて不快だったのか、井川さんをかなり冷たくつきはなしました。その時彼女が放った言葉も本書には書かれていましたが、もう忘れてしまいました。でも相当きつい言葉でした。「大王製紙?そんなの知りません!」みたいな感じだったと思います。

どこまでも律儀なほしのあきさん

井川さんがほしのあきさんに初めて会ったのは、確かランチだったと思います。このくだりを読んだ時「ああ、日本を代表するような大企業の社長さん達っていうのは、夜のお相手だけじゃなくてランチすら美女を侍らせるのね」と思ったことを今でも覚えています。食事をご馳走して、タクシー代を渡しても、痛くもかゆくもない社長さん達。
ほしのあきさんはご覧の通り超童顔ですから、井川さんも彼女が現れた時「ちょっと君、まだ未成年じゃないの?」と突っ込んでしまったそうです。その時のほしのあきさんの答えがこれ。
「永遠の18歳です♪」
年齢のところは間違えっているかもしれませんが、こんな感じだったと思います。そしてまだほしのあきさんはまだあまり売れていない頃でした。そこから時々会うようになったそうです。例えば井川さんが「今飲んでいるから、君も飲みに来ない?」と声をかけると、ほしのあきさんはかならずちゃんと美女を引き連れてやってくる。おこづかいをくれるおじさんを接待するという自分の立場をわきまえていますよね。

そしてほしのあきさんが売れた後は、今までのように呼び出せば来て一緒に飲んでくれるというわけにはいかなくなりましたが、どんなに忙しくてもちょっとだけ顔を出して井川さんの顔をたてたり、どうしても無理だとしても必ず折り返しの電話をくれるなど、とても律儀だったそうです。この部分を読んで私はほしのさんがどのくらい井川さんに可愛がられていたのだろうと想像してしまいました。かなりもらってたんじゃないかなぁ・・・・。
ちなみに井川社長がほしのあきさんに「送ってくださいね♪」と甘えられて、「かわいいやつじゃないか」と苦笑いし、ダンボールひと箱分送ってあげたというローション入りのティッシュは割高です。

<携帯用も出ています>

別格のノリノリノリカ(藤原紀香さん)

この方だけは名前を伏せたまま記述されていました。やはり火のないところに煙は立たぬといいますから、この方との噂は本当だったのかもしれません。だから別格扱いなのかなと思いました。
「まるで僕たちがつきあっていたような噂まであったけど、事実ではない」と否定しつつも、自分の友達とノリノリノリカ、そして彼女の友達という男女のグループで別荘に行って過ごしたりしていたんですって。そして「何もなかった」と言い張るけど、美女との一夜を買うくらいのお金がぽんと出せる富と力を持つ男と美女達が泊りがけで遊びにいって「何もありませんでした」ってどこのバカが信じると思ってるんですかね。というわけで紀香さんはきっと井川さんと寝たと思いますが、すぐには寝なかったでしょう。ノリノリ紀香級の知名度と美貌があれば、当分やらずぼったくりできるはずです。

余談

井川さんのことをメディアで色々書いていた佐野眞一さんは、ノンフィクション作家ではなく、もはやフィクション作家だなと思いました。
「取材のために足を動かすのは面倒だけど、幸い僕は実績があって名前は売れている。だったらデスクに向かって自分が勝手に創り上げたストーリーや人物像を書いてもいいよね。そっちが楽だし、皆佐野眞一が書いたことなら信じるでしょ」
本書で井川さんが佐野眞一さんが書いたことに対する徹底的な訂正・反論を読んでいて、そういう印象を受けました。