マリア様はお見通し

普段は何も見えていないふりをしながら、善人面して静かに暮らしています

懲りずにまた妾本で失敗しました

アマゾンのレビューにもあるように、フランス王家の歴史に興味がある人は面白いと思うけど、ディアヌ・ド・ポワティエという女性のことを深く知りたいという人にはまっったく物足りない一冊でした・・・・。

 

あのロスチャイルド夫人がロール・モデルとして崇めているというディアヌということで興味を持ったわけですが、フランス王家を巡る歴史に割かれた部分が多すぎて、ディアヌのところを読みたかった私は歴史の部分は斜め読みで飛ばしました。

親子丼の歴史については疑問が残る

ディアヌ・ド・ポワティエという女性が私の関心を引いた理由は、フランソワ一世とその息子・アンリ二世という二代に渡り、フランス国王の寵姫として権力を持ったからです。親子丼を食べて生きた女性ですよ。
だけどフランソワ一世の寵姫としての彼女に関する記述はほとんどなく、アンリ二世のそれとしていかに大きな権力を持ったかということについてわずかに書かれていただけでした・・・・。
アンリ二世に愛されたのはよくわかりましたが、フランソワ一世と二代続いて、という事実は確認できませんでした。寵姫という、その存在を公に認められていた愛人という職業だったら「王たちのセックス―王に愛された女たちの歴史」という本の方がよっぽど読みごたえがあったなぁと思いました。

欧州最後の寵姫とされるカミラ夫人(現在はプリンセス・オブ・ウェールズ)のことも書いてありますが、やはり時代が違うからか、自分の一族の繁栄を助けるための職業として割り切った愛人ではなく、チャールズ皇太子の心に寄り添い続けた存在というような印象を受けました。

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