高かったから。名作と言われているから・・・・ただそれだけ


やっと読み終えましたよ。ガブリエル・ガルシア=マルケスの「百年の孤独」
読書って本来楽しむものだと思うのですが、この作品に限っては、意地で最後まで読んだって感じです。梨木香歩氏のわかりやすい解説を読んで、ようやく「ああ、すごい作品なのか」と少しずつ理解しつつあります。

f:id:usmilitarybase:20150805092936j:plain

著者のガルシア=マルケス氏が構想に20年かけたと言われる名作。この名作という二文字と、小説の単行本なのに2800円という値段こそ、私がこの本に執着した理由です。しかも値上がりしてる。 
ここまで高くなかったら途中でやめていたと思う。だけど「高いから素晴らしいのだろう」という思いがあって、だらだらと読み続けてしまいました。
これといった読後感も、読んだぞ!という達成感もあまりないのですが、数年後にまた読んでみようかな・・・と思ってしまうのはなぜなのでしょう。

関連記事:当たり本第一位 せつない恋愛小説ならこれ - マリア様はお見通し