聴いているとなぜか懺悔したくなる再生リストをシェアしたいと思います。
The Best Classical Organ performances
一曲目を聴いた時は「はずれかな」と思ってしまったのですが、ずっと聴いていったら6曲目の「主よ、人の望みの喜びよ」ではまってしまいました(主旋律の音と映像)。こんな温かい「主よ人の・・・」を聴いたのは初めてです。ほっと一息ついたのもつかの間で、それに続く7曲目の「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」で懺悔モードに入ってしまいました。教会音楽の力ってすごいな・・・。
この再生リストを聴いていて感じたのが、人は赦して欲しいから懺悔をするのではないのだということ。
謝りたいんだけどもう相手がこの世にいないとか、今更のこのこ出て行って謝ったところで、自分との再会がその人に不快な思いをさせるかもしれないから、謝るのもおかしいよな、とか人には事情がいろいろあるから、せめて一人で懺悔しようかっていう気持ちになったことはありませんか?
では、「人を殺してみたかった」と言って、実際におもちゃを解体するかのような感覚で殺人を犯した少年・少女を一室に集めて、この再生リストをリピート再生したらどうなるかですって?
何も変わらないと思います・・・・。彼らの心には何も届かないような気がする。
◆この再生リストにめぐり合うまで知らなかったオルガニストのXaver Varnus氏のフェイスブック。
https://www.facebook.com/xavervarnus
wikipediaによりますと、現在は母国ハンガリーのバラトン湖のほとりにある美しいVarnus一族の邸宅のお住まいとのこと。首都ブダペストやカナダのトロントで過ごすこともあるそうです。