なんとマツコさんの出演料は一本30万円で、そしてそれはひな壇芸人クラスとのこと。安すぎませんか?
経済効果も超ド級!? 好きな男性タレント1位マツコ・デラックスが愛されるワケ - エキサイトニュース(ニュースのリンクが切れてしまいました)
上記のエキサイトニュースによると、弱い者には優しく、牙を剥くのは強い者に対してだけだから愛されている、というマツコさん。
確かに毎週月曜日にレギュラー出演している「5時に夢中!」でも「かかってこい日経!!!」って吠えていたし(動画見つからず)、AKBのメンバーのゴシップで販売部数を伸ばした週刊文春に対しても「(本来ならば下世話なメディアとは一線を画しているべき)文藝春秋がアイドルのゴシップで売上げ伸ばそうなんてみっともない!」って言ってましたよね(これも動画が見つからない・・・)。
日経も文藝春秋も力のあるメディアですから、敵に回したら怖い相手なのに、マツコさんはそういうことを言ってしまうのです。
それから裏方の方達にあげているご祝儀に関してですが、だいぶ前に5時に夢中!で共演者の若林史江さんに暴露されていたのを覚えている人はいますか?
若林さんがちらっと漏らしたんですよ。
「私、マツコさんからお年玉もらったんですよ。私だけじゃなくてスタッフの人達にもあげてた」って。
その時のマツコさんの恥ずかしそうな様子が、すごく温かかったのです。「そういうこと今言わないでよ」みたいな感じでね。多分渡し方も粋なんだろうなぁって勝手に想像してしまいました。
でも私がマツコさんをお慕いする理由は、羽振りがいいからとか、安いギャラに文句も言わず、あれだけお忙しくてストレスもあるだろうに、ストイックに仕事の質の維持・向上に努めているから、というだけではないのです。
言葉で表現しにくい心の機微を的確にユーモラスに伝えてくれるところも好き。
小倉智昭氏だったらしたり顔で言うんだろうなっていうようなことでも、さらっと言ってしまうところも好き。
そして・・・私の想像なのですが、多分マツコさんって裏方で虐げられている人達が一番見て欲しいこと、気づいて欲しいことをちゃんと見てくれる人なんじゃないかなぁと思うのです。
人間の一番汚い部分を寄せ集めて作られたような汚れた世界で、陰ながら頑張っている人達って、権力者達、あるいはそういう人々に媚び諂う奴らに罵声を浴びせられることはあっても、その苦労や功績に対する労いの言葉をかけられることってなさそうじゃないですか。
「別に俺/私が今ここでいなくなっても誰も気にしないんだろうなぁ」って思いたくなる。でもマツコさんはそういう人達のことをちゃんと見ていそう。
それで「ええ?!そんなことに気づいてくれていたんですか?」っていうことに優しくスポットライトをあててくれそうじゃないですか。ああもう本当に想像だけが膨らんでしまいます。
裏方の人達のモチベーションはそうやって上がっていくのです。
見てくれている人がいるから頑張ろうって。
裏方ではありませんが、ふかわさんのこともすごくよく見てます。一緒に働きながら、ふかわさんの成長をひしひしと感じているマツコさん。
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