中瀬ゆかり氏の払わせられ人生に学ぶ-金があるだけでは男は飼えない

 


05:30あたりからどうぞ。
それより前はアイドリング程度のシモネタだけなのであまり面白くありません。



私の長年の片思いのお相手、中瀬ゆかり氏。新潮社で出版部長を務めながらTOKYO MX「5時に夢中!」に木曜レギュラーとして親友の岩井志麻子先生とともに出演されています。
事実婚のお相手である白川道氏は作家で、今はあまり活動されていないのかな?と思いきや、アマゾンを見てみると開店休業状態というわけでもなさそうです。だけど出版不況の風は厳しく、文筆業だけで生計を立てるのは難しいのでしょう。
そんなわけで中瀬氏の事実上ヒモ状態であるわけですが、白川氏といえばバブル紳士でムショ帰り(服役中に小説の書き方を学んだそうです-wikipediaより)、大きな年の差、そして不安定な職業と、実家に連れて帰ったら親を心配させそうなタイプ第一位&婚活中の女子が素通りどころか避けて歩きそうな物件第一位のような方ですが・・・以下、ラジオ番組のハイライトです。

大竹氏:ギャンブルは金がなくなるまで楽しむってことは、旦那さんは破滅志向?

中瀬氏:あ、もう既に破滅しています。破滅後に出会いました。

大竹氏:(旦那様と一緒にいて)楽しいとは思うんだけど、こう、不安みたいなものは・・・?

中瀬氏:初めて(旦那様の家に)泊った時、カフェオレで朝、なんて思ったら電気もガスも止められていて、私が料金を払わされて、そこから「私の払わせられ人生」が始まったんです。

阿川氏:本気で喧嘩したり、別れてやるわーなんてことはないんですか? 中瀬氏:最初の頃はしょっちゅうありましたよ。でももう(ここで別れても)お互い拾ってくれる人もいないので、ごみ同士でくっつきあってる感じで(爆)。

大竹氏:でもそう言っても「宝物はとうちゃん(中瀬氏は白川氏のことをこう呼んでいる)だ」って言ってるじゃないですか

中瀬氏:なんかこう貧乏神みたいな人なので、大切にしなくちゃいけないのかなって思うんです。

阿川氏:(中瀬さんといえば)本当に動じない人なんですけど、白川氏と会う前からこんなに動じない人だったんですか?

中瀬氏:そうですね・・・まあ修羅場も見てきましたし・・・動じない人間なので、白川と結婚する時にも周囲が「あ、そう」という感じで誰も止めてくれませんでした。誰か止めろよ!って感じなんですけど。

中瀬氏は自分の足で立って、自分で食べていける経済的に自立したキャリアウーマンですが、お金だけあっても天性のヒモみたいな白川氏を飼うことはできないでしょう。やはり器の大きさが必要だなぁと思いました。そして器が大きな人は、やはり謙虚ですよ。

http://www.flickr.com/photos/51035555243@N01/5659767510

photo by Thomas Hawk


誰から見ても、どこを切り取っても幸せに見える家庭生活を築くためのパートナーにふさわしい男性を見つけてさっさと結婚したいと焦っている女性から見たら、理想的なカップルからはかけ離れているお二人ですが、パーソナリティのお一人である阿川佐和子氏が「並木通りで見かけた時に、ものすごいオーラを出している二人がいるなぁと思ったら中瀬・白川夫妻だった」というのを聞いて納得しました。
絆って、目に見えないものだからこそあるように見せようと必死になったり、しがみついたりしたくなるけれど、結局もう最初からそこにない、あるいはもうなくなってしまったのなら、どうしようもないんですよ。
そして絆は結婚という目に見える形での契約でも手に入れられるかもしれないけれど、この契約がなくてもこんなに幸せそうなカップルもいるんですよね。
中瀬氏はゴミ同士などと自虐ネタに走っていますが(笑)、私はお二人は幸せなのだと思います。21世紀に入ってからセックスレスのため自分を21世紀処女などと呼んでいる中瀬氏。体のつながりはなくても、なんかいい感じの二人ではありませんか。

白川道氏の著書


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