我が家を変えてくれた近藤麻理恵さんの教え


劇的ビフォーアフター並みではないにしろ、片付けコンサルタント・近藤麻理恵さんの教えは我が家をちょこっと変えてくれました。



私が近藤さんの教えの中でそういわれてみればそうだなと感じたことが一つあります。それは「収納ケースを持つということに満足してしまってはいけない」ということです。
「収納ケースを持つからそこに入れてしまう=ときめかない、たいして必要じゃないものまで持ってしまう」

ああ、私のことだ、と思いました。収納ケースを否定するのではありません。我が家ではパントリー内の整頓に収納ケースは欠かせませんから、パントリー内では使っていますが、それ以外の場所ですよ。
収納ケースの中に入れていたものを見てみると、別になくても困らないものばかりでした。それらを処分したら、収納ケースも不要になってしまい、それも処分しました。びっくりするくらい我が家には空きスペースが増えて、部屋に申し訳なく思いました。本当ならもっと早くこんなに快適な空間にできたのに、放置していたのですから。

 

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photo by Quiltsalad (我が家ではありません)


読んでいた時は「実践的なお話よりも精神論が多くてちょっと飽きるなぁ」と感じていたのですが、こうして読み終えて自分の生活の中に取り入れてしばらく時間が経ってみると、近藤麻理恵さんの教えは正しかったと思うのです。
片付けコンサルタントの数だけ整理整頓のスタイルは存在しますから、近藤さんだからいい、というのではなく、自分の性格や家族構成によって参考になるコンサルタントが決まってくると思います。私の場合、こんまりちゃんが合ったってわけです。読み終えた時は「目からうろこ!」という感動も衝撃もなかったけれど、生活していく中でじわりじわりと「あ、わかる」と感じることのある本です。
精神論が多かったと書きましたが、やはり自分が暮らす空間は、自分の精神状態を映し出すと思います。

人生がときめく片づけの魔法

 

cantfoolme.hatenablog.com

 


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