2019-01-01から1年間の記事一覧

車窓から見た短い夏

素晴らしい一冊の本を読み終えてしまいました。その本の中に書かれていた一部分を読んでふと思い出したのは、私が生まれ育った雪国の短い夏です。私がまだ小学生だった頃のある年に電車の車窓から見えた日本海側独特の夏の輝きが、その数行を読んで鮮やかに…

Wendi Deng Murdoch(7)それほど長く続いたとは思えない二人の蜜月

SoHoにある約864平方メートルの三階建ての豪邸を改装していたため、仮の住まいである愛の巣はMercer Hotelのスイート。それがウェンディとルパートの新婚生活の始まりでした。 画像はWendi Deng Murdoch's MySpace Problemからお借りしました ウェンディ色に…

セルフセラピー ゲランの調香師の力に癒される

もうここ2か月くらいずっと香水が欲しくてしかたがありませんでした。会社の昼休みに携帯で検索するのも香水ばかり。どんな香りを求めているのか自分でもわからないのに。私がこのように新しい香りを欲する時というのは決まって心の中にネガティブなものが沈…

誇り高き高級娼婦の焦らし方から学ぶ 勝負所で感情をコントロールすることの大切さ

私が「最も印象に残った焦らしのシーンを一つあげろ」と言われたらこの「娼婦ベロニカ」(Dangerous Beauty)の1シーンをあげます。圧倒的に男性側が優位だった恋愛関係を逆転させたシーンとも言えます。 16世紀のベネチアに実在した高級娼婦のお話です。身分…

Wendi Deng Murdoch(6)母親の黒歴史が娘達の邪魔をしない理由

前回の記事では「略奪婚成立までもう少し掘り下げて書いていきます」と書きましたが、あまり掘り下げるものがなかったため予定を変更して娘達について書きます。自分の学生ビザのスポンサーになってくれた養父母の家庭を、グリーンカード取得のためにぶち壊…

昭和の雪景色を彩ったもの

年々地球の温暖化が進み、私の故郷は私が幼い頃ほど雪深くもないようで、だからこそもはや見ることはできないであろう雪景色のことをふと考えています。 白鳥が羽休めをしています。驚かさないよう遠くからそっと見ています。大きな足跡がいっぱい。 pic.twi…

Wendi Deng Murdoch(5)名刺も肩書ももう要らない。最強の苗字を手に入れるまで

富豪という表現ではおさまりきらないルパート氏が選んだのは、典型的なトロフィーワイフの外見ではないけれど、非常に賢い中国人女性のWendi(ウェンディ)さんでした。 ウェンディさんはこうしてルパート氏の目に留まった 「なんだ、そんなことか」という方…

Wendi Deng Murdoch(4)不美人がブロークンイングリッシュでオーストラリア人の幹部達をどうやって魅了したのか

妻子ある男性の家庭をぶち壊して結婚→グリーンカード取得後、その男性をポイ捨てし浮気相手と暮らし始めたウェンディさん。その後その浮気相手も捨てて、前と上だけを見て、着実に夢の現実に近づきつつありました。 イエール大マネジメントスクール入学、そ…

ブースターに対して懐疑的だった私の目を覚ましてくれたアイテム

ブースターをばかにしていてすみませんでした。これをつけるようになったら口の周りのかさつきがなくなった! ブースターとは、基礎化粧品の肌への浸透を高めるためにつける基礎化粧品ですから、化粧品メーカーがさらなる金儲けのために創り出したしようもな…