他人の時間を無駄遣いすることになんの疑問も持たない人達

 

埋められない溝を飛び越えてはいけない(1)田舎の友達とどんどん疎遠になる理由 - マリア様はお見通し

という記事にMira様からこんなコメントをいただきました。以下にコメントの一部を抜粋したものを引用します。

それ以外は、一時帰国中の限られた時間の中でわざわざ時間を設けてまで会いたいと思う人ははっきり言っていません。
彼女達も特に私に会いたいとは思っていないだろうし。
お互いに環境が随分違ってしまったし、例え会ったところで話すことが何もないような気がします。

会っても話すことがない人っていますよね。いい人とか悪い人とかそういう問題ではないのです。
話していて楽しい人というのは、互いの価値観や波長、人生や生き方に関する美学、その時の自分と相手の精神状態が関係していると思うんだけど、こういったものの何一つ共鳴し合わない人と無理をして過ごす時間ほど無駄なものはありません。
だけど時間の質はまったく気にならず、ただ「過ごすこと」におかしな意義を感じて、無理やり誘ってくる人っていませんか?

こちらの意思などまったく関係なく強引に誘ってくる知人

横浜に住んでいた頃、故郷の友達からメールが来ました。
研修で横浜に行くから会わない?というお誘いだったのですが、それほど親しかったわけでもなく、二人きりであっても会話が続かないだろうというのが明らかな程度の間柄でした。そしてそれはお互いに知っていたはずです。
そこで私は仕事を理由に逃げようとしたのですが「日程はまだだいぶ先なのに、もう仕事がそこまで忙しいかどうかがわかるの?」と痛いところを突かれたのです。
ということは、私の気が向いていないことに気がついているんですよ。だけど会おうと言ってくる。
別に羽毛布団を売りつけられるとか、ネットワークビジネスに誘われるとかそういう心配はありませんでした。それだけははっきりといえます。そういうものに手を出す人ではありませんでしたからね。

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「会ってまで話したかった理由」が完全に自己完結というか、利己的

彼女とは横浜駅の駅ビルの一つの中に入っているチェーンのコーヒーショップで待ち合わせました。そこを指定した理由は、そこなら食べるものが軽食しかないから(笑)。コース料理が出るところに入っても、コース終了までとてもじゃないけど間が持たないでしょう。ああいうのは話が尽きない人と楽しんだ方がいいんですよ。軽食ならつまんでおしまいでしょう。
気が乗らないままその店に出向いたわけですが、やはり話していても楽しくないんですよ。こちらから話すことはないし、相手のことも知りたいことが何一つない状態です。そういう場合はあっちが勝手に話してくれるとすごく楽です。適当に相槌を打っていればいいだけ。話を膨らまさないように計算しながらね。
そうやって時が過ぎて、彼女がこういったのです。

「今回こうして会いたかったのは、もうすぐ30歳になるから区切りをつけたかったの。30歳になる前に、今までゆっくり話してみたかった人全員と話すことを目標にしていたの」

ってことは私はあなたのその「30歳目前対談キャンペーン」の対象にたまたま選ばれていて、そのキャンペーン達成につきあわされただけ??それって完全に自己完結していませんか?
私はその人がその人の時間をどう使おうがまったく気になりませんが、私の時間を無駄づかいすることについては何も思わないというか、むしろ気がついてすらいないということに憤りをおぼえます。そしてそういう人とはもう二度と会いません。おごるといわれても会いません。お金の問題ではなく、時間と心の問題だから。
自分の心の中に「つまんなかったな」「接待しているみたいで疲れたな」というネガティブな要素を降り積もらせたくないのです。接待するならせめて自分にメリットをもたらす人じゃないと。
それにプライベートなら仕事と違って「会う人」を選べるわけじゃないですか。だったら厳選するべきですよ。時間泥棒と会ってわざわざ楽しくもない話を聞いても、ちっとも心と脳の栄養にならないのですから。

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