マリア様はお見通し

普段は何も見えていないふりをしながら、善人面して静かに暮らしています

うまくいかない偽装結婚

浮いた話が一つもなかったイケメンの芸能人が突然不美人な女性と結婚すると言い出すと、ゲイを隠すための偽装結婚なのかな?と思うことはありました。今の時代であれば意外と簡単にできるものなのだろうかと思いましたが、実生活で「これはもしかして偽装結婚?」と思う夫婦に出会うと、そう簡単でもないことがわかりました。

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(イメージ画像です。実際の夫婦とは関係ありません)


私は男性の一人目の妻によく「夫が抱いてくれない」と相談を受けていました。私はこの時からなんとなく彼がゲイなのではないかと思っていました。外に女を作るタイプには見えないのです。はっきりいえば女にモテそうな要素がないということ。
またこの夫婦を見ていて男と女の特有の香りを感じたことが一度もなく、ある日「もしかして旦那さんは・・・・」と気になって以来、すべての点がつながりました。

互いが己の利益のためにと割り切って、納得したうえでしないと幸せになれない

「お家のために私は嫁ぐ」と女性がわかっていて、愛情や尊敬といった感情的な満足は求めず、互いの一族の繁栄のためにと双方がわかっていてする昔の政略結婚のように、偽装結婚も互いが人生設計やビジネスとして割り切ったうえでしないと幸せになれません。
妻は異性として愛情を感じて結婚をしたのに、対するゲイの夫は自分の性的嗜好をっ隠したうえで、彼女の愛情とその他の諸事情が自分にとって都合がよいからと利用する一方だと、フェアではないと思います。結婚詐欺と同じ
騙した夫はうまくやった!と思ったつもりでいても、こういう偽装結婚は騙された方が「利用された!」と気づく時、修羅場を迎えるでしょう。
だけど騙されたと気がついても婚姻関係は続くものです。なぜなら妻は一人では生きていけないから。経済的にゲイの夫に依存しているからです。

お金だけあっても幸せになれない理由

お金は現実問題だし、発言権だとも思います。だから夫婦それぞれお金がないよりはあった方が絶対にいいんだけど、片方がそれが偽装結婚だと納得しないまま(気づかないまま)してしまった場合、経済的な安定だけでは二人で幸せになることができません。
恋愛感情や愛情は時とともに薄れていったり、あるいはもっとゆるやかでありながら温かなものに熟成して夫婦をつないでいきます。妻はこのつながりをささえとして必要としているのに、夫は精神的なつながりなどまったく必要なく、ペーパー上だけでのつながりが必要なのです。結婚して社会的にも一人前の男に見られれば、ゲイであることを疑われる機会は少なくなりますから、彼女を必要としているわけではなく、妻という存在が必要なだけなのです(だけど彼女を妻に選んだ理由もあります。これがまたずるいんだけど、彼が一枚も二枚も上手)。
法律的なつながりを維持するために、当然夫は最低限のメンテナンス=経済的に妻を支えることしかしてくれません。妻が自分の精神的な欲求を自分で満たす方法を知っていればまだよいのでしょうが、残念ながらこの女性は精神的にとてもハイメンテナンスです。ここで需要と供給の不一致が起こります。

1.夫側は満たされています(〇)

夫が妻に求めているもの:婚姻関係の継続
妻が与えているもの:婚姻関係の継続、夫への愛情

2.だけど妻は満たされていません(X)

妻が夫に求めているもの:経済力、愛情
夫が与えているもの:経済力

妻がハイメンテナンスだとなにかと都合がよい理由

Coming On

周囲の人間達はよくこういいます。
「あの旦那さん、よくあの奥さんの相手ができるよな」
「俺もそう思う。帰宅してあれが待ってたら安らがないよ」
私もそう思っていました。だけどこういう面倒くさい女の人を妻にするとゲイには都合がよいのです。ここまで面倒くさい女の相手をまともなストレートの男がすると思いますか?交際して2,3か月で逃げ出してしまうでしょう。だけど偽装結婚を必要とするゲイなら婚姻関係の継続が必要だから、逃げるつもりは毛頭ないのです。ストレートの男が逃げ出すくらいの女性の方が、自分には都合がよい。
そのうえ妻には「君のすべてを受け入れたうえで僕はそばにいるよ」というポーズがとれるから、心理的に貸しを作ることができる。本当は妻に逃げられたら困るのは自分なのにね。そして妻はそれに騙されて「私にはこの人しかいない。ゲイかもしれないけど、ストレート寄りのバイくらいの可能性もあるし」と夫のもとに留まる。
だけどもってあと2年くらいかなと思います。

実はこの妻ですが、過去記事に登場しています。その記事を書いた頃「なんでこの女性の旦那さんは彼女に耐えられるのだろう?」と思っていた私も、ようやくその謎が解けたというわけです。

>>「僕だけは君の味方だからね」という夫は、妻の職場での顔を知らない。 - マリア様はお見通し

ただのヤ〇マンよりもたちが悪い女

タブーはスパイスとして最高の味と香りを持っていると思うけど、だからといって親友の彼や夫にちょっかいを出す女は嫌です。ただのヤ〇マンよりも厄介。だって自分と親しい人がより深く傷つけられるのを見るよとによって、より大きな悦びを感じるタイプなのですから。
例えばデスパレートな妻たちでイーディー役のニコレット・シェリダンが降板させられた後、その代わりとなるwhore(ヤリ〇ン)役で加入したのが、ヴァネッサ・ウィリアムズ演じるレネー。

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親友リネットの夫・トムと過去に肉体関係を持ったことがあるレネー。ある日用事があって自宅を訪れたトムを誘惑します。本気ではなく遊びで。からかって楽しんでいる程度だし、幸いトムのオスとしての本能よりも理性が勝ちました。
レネーったら40歳過ぎて「あの(火遊びをした)頃の私とくらべてどう?老けてないかしら?」なんていちいち男に言うなよな。そのシリアスなハイライトの入った顔で年増に迫られても・・・。

お次は女子高校生のダニエル。これは下半身がだらしない(肉体的なヤ〇マン)のではなく、タブーの魅力に逆らえないという好例。

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ダニエルの親友、ジュリーはヴァージンです。ボーイフレンドのオースティンとはまだ最後までいっていません。オースティンはジュリーをせかしたり追い詰めたりするようなことはいっさいしないのだと、ジュリーはダニエルにのろけました。
するとダニエルは「無理強いしないなんて、オースティンはえらいじゃない!」とまるで自分のことのように喜びます。それを聞いたダニエルの兄・毒舌アンドリューがはっきりとこういいました。
「男がいつまでも待てると思うの?ガールフレンドがやらせてくれないってことは、よそでやらせてもらってるんだよ」
確かにアンドリューのいうことは的を得ています。オースティンのように十代の若者であればなおさらです。"It's basic science."
だけどダニエルはジュリーを安心させるために「すべての男がそういうわけじゃないわ」と‘フォローします。だけど実は奥手なジュリーに対して若いオースティンが苛立たず、紳士的にいられたのは、アンドリューの言う通りよそでやらせてもらっていたからで、その相手がダニエルというわけです
散々親友面しておきながら、陰では「あんな子供みたいなつまんない女じゃなくて、私が相手をしてあげるから楽しみましょう」とほくそ笑んでいたダニエル。こういう女は自尊心を満たしたり快楽を得るためには、人を傷つけないと気が済まないタイプ。
そしてその傷つく相手が自分に近ければ近いほど、悦びが増すのです。だけどダニエルみたいに安っぽい女の子は背徳という二文字が似合いません。似合うのは、彼女の母親であり典型的な淑女・ブリーの方。

もしも私が自分の夫がレネーやダニエルみたいな女と寝たら、自分はどうするか考えてみましたが、こうします。

浮気相手の女や友人達を自宅に招待してディナーを楽しみ、その最中に何も知らないふりをしてこう言います。
「私は夫としばらくセックスしたくありません。どうやらどこぞのwhoreと遊んでいるらしいので、するとしたらその女に病気を移されていないかどうかクリアにしてもらってからですね」
できたら和気あいあいと食事していて、ついでに浮気相手の女が夫のすねをつま先でつんつんしている時なんかがいいですね。みんな静まり返るし、当事者達は真っ青になるでしょう。これを言っても二人の表情がまったく変わらなかったらたいしたものだなぁと褒め称えますよ。私の負け。

デスパレートな妻たち シーズン1 (字幕版)をAmazonビデオ-プライム・ビデオで

 


こういうタイプとは逆に「ヤ〇マンで結構よ!」なサマンサは見ていて気持ちがいいですね

cantfoolme.hatenablog.com

大人の夏も思ったほど悪くないと思う理由

「大人になったらこんな風に長い夏休みがなくなるのか。休めたとしてもせいぜい2週間くらいで、それ以外は仕事、仕事・・・。私はそんなハードな人生に耐えられるのかな」

初めてそんな風に考えたのは、中学生の頃でした。そして自分の人生にあと何度この長い夏休みがあるか数えて、憂鬱になっていました。
でも大人になったらなったで、別に悪くないなぁと思いました。

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まず大人になってからは、二か月近くも休んでいる経済的な余裕がありません
もし二か月の休みがとれても、時間があっても金がなくて持て余してしまう可能性があります。きっと飽きます。多分口を開けばワイドショーのことしか話さない女になってしまいますし、夫婦げんかも増えそうです。
だから10日くらい旅に出てリフレッシュして帰ってくる夏休みでちょうどよいのです。自分の身の丈にあった楽しみ方はいくらでも見つけられます。夏だけに限らず、季節の移ろいを身近にある物や空気の匂いから感じて楽しむ術を身に着けているのが大人です。
子供の頃の長い夏休みは、親がいてこそ可能だったもの。あの頃はそんなこと考えもしませんでした。髪を切った翌日のラジオ体操()に通う時の憂鬱なんて、今思えばどうでもいいことです。

FURIN (Wind-Bell)

 平成生まれの人は知らないかもしれませんが、昭和生まれの私達は、夏休みに朝のラジオ体操というものがあり、各地域で決められた場所に集まってラジオ体操をしました。そうやってラジオ体操のために早起きすることにより夏休みもきちんとした生活のリズムを保っていました。

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ゼラチンは使える

最近ゼラチンを使ったデザートにはまっています。

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ゼラチン一袋に対し水分は水であれジュースであれコーヒーであれ、200mlということだけ覚えておけば、活用の幅が広がって面白いです。

まず作ってみたのが白桃ヨーグルトゼリー

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見た目はいまいちだけど美味しかったです!甘味は白桃が漬けられていたオリゴ糖シロップと、日東紅茶の「とろける白桃」(1スティック)を利用しました。

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  1. オリゴ糖入り白桃を計量カップに1パックまるまる入れます。
  2. とろける白桃を入れてよくかき混ぜます。
  3. 計量カップの目盛り210㎜くらいのところまでプレーンヨーグルトを足します。
  4. 既に50mlのお湯で溶かしておいたゼラチンをくわえてよくかき混ぜます。
  5. 容器に入れて冷蔵。3時間くらいでぷるぷるになります。

お次がミルク&抹茶ゼリー

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ぷるんぷるんの仕上がりになるようミルクゼリー用の牛乳、抹茶ゼリー用の水をやや多めにしたら、やはり形が崩れてしまいました。だけど黒蜜をかけて食べると美味しい!口の中に広がる和の世界を画像で表すとこんな感じです。

20110928 Kyoto-Ohara 10 (Alone)


きなこもかけたくなってきた・・・。
抹茶はこれを使いました。

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ネスレ 贅沢抹茶 ポーション 5個×6袋

これを水200mlに対し1ポーション。ちょっと緩めのぷるんぷるんのゼリーにしたい場合は水は210mlくらいがよいでしょう。

ミルクゼリーvs牛乳かん

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かんてんぱぱの牛乳寒天の素を使うと、牛乳をくわえるだけで美味しく仕上がり、簡単にお店の味が再現できます。ただこれを一袋(地元のスーパーで264円)使って作れる牛乳寒天は、私達夫婦にとって一回分。だから作ったり洗い物をしたりする手間を考えるとコンビニの方がコストはかかっても精神的にお得な感じがします。
ただしこれを使って家で作ると果物をくわえて冷やし固めることができるので、アレンジが好きな人には市販のものよりはお得に感じるでしょう。

対するゼラチンを使ったミルクゼリーは、かんてんぱぱの商品と違い香料が入っていないため、牛乳寒天のような「ミルキーなのに爽やかな甘さ」は出せず、バニラエッセンスを数滴振り入れても乳臭いです。でもその乳臭さがいいなぁと思いました。昭和って感じで。わかりますか?

 

18-8ステンレス デザート寒天流し(12ヶ取・ヘラ付) C-002

両側の飛び出た部分を持って寒天・ゼリーをもちあげて中の仕切りをはずすだけで、綺麗に四角く切れた状態になるので便利です。

人生で一番惨めで、だけど幸せを感じた夏

私が40年生きてきて最も惨めだと感じた夏は、どういう風に生きていくべきなのかというヒントを得た幸せな夏でもありました。
ヒントを得たといっても、どんな仕事をしたい、とかではなく「好きじゃないけど悪い人じゃないから」というだけで人と仲良くするのはやめようということでした。友達は数よりも質。ただそれだけでした。これからの人生という長い道のりをなる居ていくために、余計な荷物はそこに下ろして先に進めばいいと、気持ちが軽くなりました。

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あれは高校3年生の夏でした。聖子ちゃんという友達にキャンプに誘われました。小学校と中学校の同級生だった聖子ちゃんは、お母様が恋に落ちて夫と子供達を置いて家を出て行った後、毎日のように夜遊びをするような、私よりもずっとませていて、私の知らない世界を知っている子でした。

だから断りました。聖子ちゃんがアウトドア・・・?何かあるはず。ヤリコンのアウトドア版みたいなものなのでしょう。
「受験勉強があるし、生理中だからキャンプはきついなぁ」
「大丈夫だって!なんとななるよ!ね?マリアちゃんおねがーい」

それほど仲が良いわけでもない聖子ちゃんがここまでしつこく頼んでくるということは、よほど人集めに苦労していたのでしょう。
そしてキャンプ当日、迎えに来てくれたのは聖子ちゃんと直美ちゃん、そして年上の男性三人が乗った車でした。男性のうちの二人は既婚者でした。
気が重くなりました。

愛情に飢えているがゆえに下半身が緩かった聖子ちゃん。

それをさげすむこともなく「飲むと面白いから」と仲良くしていた、おおらかな直美ちゃん。
ときたら、もうこれは私が恐れていた通り、ヤリコンのアウトドア版なのです。G'night.


夜になると思った通り聖子ちゃんがテントから消えました。男性陣で唯一独身の圭介さんとイチャイチャし始めたからです。圭介さんは聖子ちゃんのバイト先の調理士で、聖子ちゃんはバイト先のオーナーと不倫をしていました。
「オーナーは私とデートして送ってくれた後、走り去る時に車のブレーキランプを5回点滅させてくれるの」
それがあいしてるのサインだということを知らなかった私は、話についていけませんでした。

「オーナーが奥さんと離婚しないのはね、奥さんはオーナーの帰宅がどんなに遅くなっても起きて待っててくれるから、色々都合がいいんだって。奥さんって怒らないからバカにされてるんじゃないのかな」

当時高校生だった私は恋愛経験もまだそれほどなかったけど、このオーナーがチンカス・カンであることくらいはわかりました。そしてそのチンカス・カンに遊ばれている若い女とともに、キャンプと称したヤリコンに来てしまっているのです。
そしてこの夜、圭介さんはオーナーと兄弟になってしまいました。

こんなに自宅を恋しく思ったことはありませんでした。車で3時間くらい走ったところにあるキャンプ場は、虫の鳴き声しか聞こえない静かな場所でした。

帰りたい

ここから逃げ出したい

そう思っていると、私と直美ちゃんが寝そべっていたテントに、残りの男性達(既婚者)がやってきました。そして散歩に行こうと誘ってきたのです。散歩に行ったらもう逃げられないと思った私は、断りました。だけど直美ちゃんは行こうといいます。あの頃の直美ちゃんは、口説かれることを楽しんでいたと思います。便器代わりに利用されるだけだということも気づかずに。聖子ちゃんと直美ちゃんの違いは、最終的にやらせるかやらせないか、それだけでした。
「うまく断ればいいからさ、ね。とりあえず行こう?」
そういって直美ちゃんは粘りました。そこで根負けした私は四人で散歩に行くことに同意したのです。

「うまく断ればいい」

私は彼女が持つこの器用さが好きではありませんでした。こういうことに長けてしまいたくないと思いました。
雲行きはすぐに怪しくなりました。星が綺麗に見えるところがあるからそこにいこうよ、と男性の一人が直美ちゃんだけを誘いました。要するにそこで2-2に分かれようということです。
そこで私は「生理痛がひどいのでテントに戻って休ませてほしい」と言って、他の人達の返事も待たずに後ろも振り返らずに走り出しました。テントが見えてくるとほっとしました。そして外灯に照らされて青白く浮かび上がる遊歩道を5分くらい歩いたところにあるトイレまで行きました。
トイレはまっ暗だったので、入ってすぐの壁面に手を滑らせて電灯のスイッチを探しました。そして探り当てたスイッチを押して電気をつけると、私はひぃっ!と声をあげそうになりましたが、声をあげたら大惨事になりそうだったので必死にこらえました。
公衆トイレの洗面所も個室も、まるで蛾の標本のようだったからです。壁面にびっしりと並ぶ蛾。特に個室の中はひどく、全部生きている蛾だと思われます。
声をあげたら蛾が飛びだしそうだったため、なるべく音をたてないように、さっさと用を足してテントに戻りました。

一人で眠りにつき、2,3時間経った頃だったでしょうか。聖子ちゃんと圭介さんの声がテントの外から聞こえてきました。
「だーかーらー、本人は生理中だからいやだって言ってるのを無理やり連れてきたの!だからマリアちゃんを責めないで!」
「ふざけんな!(男の)相手をしてくれそうな子を連れてこいってあれだけしつこく言っといただろ!!なんであんな感じの悪い、しかも生理中のガキ連れてくるんだよ!」

感じの悪いガキって私のことか・・・。
朦朧としながらそう思いました。そして翌朝はきっと圭介さんに睨まれるんだろうなぁとか考えていたけど、そんなのどうでもよいことでした。私がもっと不快に思ったのは、翌朝直美に言われたことでした。
「もう、これだからマリアちゃんはやりづらいよね。男あしらいが下手っていうかさ。相手の気分を損ねないように断る方法なんていくらでもあるじゃん」
これを聞いてキレました。
「じゃあ直美ちゃんに聞くけど、相手の気分を損ねないように断らなくちゃいけない理由は何?それが商売なら私だって我慢するけど、私があの男とやらなくちゃいけない理由なんて一つもない。直美ちゃんの言い方だと、なんだか断っている私の方が悪いみたいじゃん!!!」

この夏のキャンプを境に、私は今まで「そんなに好きでもないけど、話していて面白い時もあるし悪い人じゃないから仲よくしよう」と感じていた女友達を全員切りました。
それまでの私なら、私に腹を立てる圭介さんを「悪いのはマリアじゃなくて自分なの」とかばってくれた聖子ちゃんを「いいところもあるから」と許していたことでしょう。
だけどもう許すとか許さないじゃなくて、これからどんどん大人にならなくちゃいけないのに、こんな風に男に媚びながら生きている人を自分の周りに置き続けたら、また同じようなことに巻き込まれるのです。しかも男は風俗に使う金をけちって素人で安く済ませようと思うような男です。
好きな人、ものに囲まれて生きていれば、その数はほんのちょっとでも幸せになれるのです。それに気がついた夏は、しばらくヤリコンキャンプの不快感を引きずったものの、幸せでした。

「友達を切る」というと冷たい人みたいに思われるけど、

その切ろうとしている人達はそもそも真の友達だったの?

Sunrise @ Bàu Trắng, Phan Thiết