Guerlain ネロリウートルノワは秋との相性が最高だと思う

ペンハリガンの”ラケット”のビターなレモンの香りをお供に乗り切った夏が終わり(まだ汗かいてますけどね)、秋がそろそろ深まってくる頃ですが、その深まりを待てずに
フライング気味にblind buyしたのが、ずっっっとほしかったGuerlainの高級ライン、ラール エ ラ マティエールシリーズの”ネロリウートルノワ”。

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¥46,200(100ml), ¥66,000(200ml)で筆者が購入したのは100mlですが、200mlを買えばよかった!!!と既に後悔しているほどです。 
注意:このシリーズは値上げされたため、上記の価格よりも若干高くなっています

日本人に受けいれられやすいフレッシュなグリーンとほろ苦い甘さ

ネロリのあの白い花とウートルノワ(これ以上にない黒?)という矛盾・・・肌につけてみてよくわかりました。毎度のことながらフレグランスのノートに関して表現するのが私の語彙では難しいのですが、画像を使ってイメージを伝えるとしたらこんな感じ。

Seville Oranges, Pomegranate Bush, And Lantana Flowers At Dawn <<>> Heavenly Fragrance In Spring

 

Day 22 - Tea with lemon

肌に吹きかけた瞬間は公式オンラインストアに書かれているように「フレッシュでフローラル、青々とした柑橘系の香り」がします。日本人には外国人女性が好むような甘ったるい香りが人気がないように思われますが、このしっかり芯のあるフレッシュな柑橘系の苦みにネロリの香り(フローラル)が絡み合ってきて、時々バニラの存在も感じられます(ただし公式サイトにもFragranticaにもバニラの表記はありません)。
夏が終わり、遊び疲れた体を癒すために少しゆったりと過ごし読書をしていると、ふと秋の本格的な訪れを感じる瞬間があったりします。ちょっと感傷的になってしまいそうな肌寒さなど、秋の本格的な訪れにぴったりなのがこのネロリウートルノワ。
ネロリの香りがスモークティーに溶け込み、そこから私の肌では2時間ほど静かにスモークティ―が香る感じ。だからあまり付け直さないようにしています。この移り変わりと控えめな香り方が品があって素敵なので。そう、ティーの香りが好きな方は付け直さずに待ってみてください。

筆者はフレグランスを購入する際、@cosmeを参考にすることがとても多いのですが、そこに書かれていたレビューに強く共感しています。秋が来るとネロリウートルノワの季節が来たなとおっしゃったゲランのレプの方、そのとおりですよ!あなたのその言葉が私の背中を押しました。晩秋になったらもっとメランコリックでドラマティックな気分になってしまいそう。ああ、幸せ~。

ゲラン / ネロリ ウートルノワの口コミ(by 五十鈴あすかさん)|美容・化粧品情報はアットコスメ


ゲランの公式オンラインストアで購入したのでサンプルは2点選べました。サンタルパオロッサローズシェリーを選びましたが、サンタルパオロッサは現在私が欲しているものをすべて持っているような香りでした(好みは変わりますからね)。@cosmeではあまり評価が高くなかったので期待していませんでしたが、ウッディでありながら、時々なんともいえない複雑な甘さがふっと現れては消えて、また現れて・・・。強く香るうえ長く持続するので、外出する時につける際は腰から下につけた方がよいです。どんなに高くても胸元。人によっては「お線香の香り」だとか「お前はモバイル寺院か?」と言ってきそうなので。でもこれは本当に私にとって大ヒット。100mlのボトルを買おうっと。⇒購入したので感想を書きました

ローズシェリーは男女問わず日本人に受け入れられやすい香りでした。ほんのり甘くて可憐で・・・。四十路の私には似合わないな。

Guerlain ラール エ ラ マティエール コレクション

 

同じくラールエラマティエールのラインから発表されたボワ ダルメニという香りの感想を書きました

cantfoolme.hatenablog.com