笑えるスピリチュアルは本当に笑えた


「占いの次は宗教って言うからね・・・」

占い好きの友人S子の陰で、他の友人T代が言ったこと。これは確かに的を得ています。だけどそれはまだスピリチュアルというジャンルが表立っていなかった頃の話で、現在では占い→スピ→宗教の順ではまっていくようになりました。
S子はすごくいい人ですが、時々彼女がフェイスブックでシェアするスピリチュアルの教祖様が、あまりにも胡散臭すぎて大丈夫なのかなぁというレベル。
シェアされていたリンクをクリックしてみたら、まぁすごいの出てきましたよ・・・。

  • 悟りを目指すわたし探し
  • どんな病気でも治る奇跡の免疫デザートTGGヨーグルト
  • 毎月30日は神社に遊びに行きましょう
  • お水に「ありがとう」と3回つぶやいて飲むだけ「ありがとうウォーター」
  • 墓参りはもう古い→ヘソノオムスビ

もうこれらのタイトルを読んだだけでふいてしまいました。確かに笑える!でもそれは教祖様がおっしゃる笑いではないのです。
教祖様は自分のジョークに笑ってほしいのであって、真剣に書いたことに対して笑ってほしいわけではないのです。だけど真剣に書いてあることの方が面白いんですよ。それぞれのタイトルは恐ろしくてクリックしていません。リンク先を読んだら頭が痛くなりそうですし・・・。
あのね、笑いとか勇気とかそういう無形のものを商品にしてお金を稼いでいこうとする場合、やっぱりよく言えばピュアで素直な人を相手にした商売になっちゃうんですよ。
だってある程度賢い人なら「世の中に笑いや勇気を与えようとするような立派な人なら、藁をもすがる思いで病気に苦しむ人に変なヨーグルトを勧めるわけない」と気づくのです。
そしてヨーグルトが効かなければ「ありがとうウォーター」とか勧めてくるわけでしょう?

Meditation

それでもあなたはその教祖様を信じますか?
そもそもそういう笑いだとか勇気という抽象的なものでお金を取ろうとする人って、誰を食い物にできるかぱっと見てわかるものですよ。
「あなたにありが灯!!!光✩」などと書いてしまう人は飯の種にされるでしょう。でもそれでも本人が幸せならよいのです。誰かに導かれている状態、心酔している状態が心地よいっていう人もいますから。ただ私を勧誘するのだけはやめてね。

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