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マリア様はお見通し

普段は何も見えていないふりをしながら、善人面して静かに暮らしています

太陽の光を毛嫌いしないで

血となり肉となり、健やかな心となる


もうすぐ日本には、一ミリも日光を浴びたくない!という季節感ゼロの装いをした女性達があふれることでしょう。考えようによっては季節感があるのかもしれません。彼女達は日本の夏の風物詩みたいなものですからね。

http://www.flickr.com/photos/29069554@N06/3647335295

photo by remik78

太陽の光から守られた白い肌。女の自己満足の結晶で色気はゼロ。彼女達が自分の白い肌にうっとりしている間に、彼女達のボーイフレンドや夫は、なめらかなモカ色の肌の女性を抱いて狂っているかもしれない。
なぜ太陽の光をそんなに嫌うのでしょう。確かに浴びすぎは危ない。それに過度な日焼けは確実に肌の老化を早めます。これはベースで働いていた時に出会った黒焦げの女性達を見ていれば、よくわかります。

だけど日照時間の短い地域で生まれ育った私には、やはり太陽の光が人間の心や体に及ぼすよい影響を感じずにはいられません。
働いている人であれば、窓の外を見ながら「あーこんな陽気の日にオフィスの中で働いていたくねーよなー」とこぼしながらも、その光が気分転換になる。そしてその光が陰ってきた美しい夕暮れ時に退社して、ひっかける一杯の美味しさ。
「休みの日は太陽の光の下で昼間から飲んでやる!」というモチベーションを持ってもいいと思います。
また太陽の下を歩いていると、夜が来た時に闇が深く感じられます。するとだんだん体も脳も、自然とお休みモードになるじゃないですか。
美白という市場の大きさに、日本の化粧品メーカーは媚び、依存し、拡大し続けるのです。だからこそクラランスのように、日光を毛嫌いするのではなく、太陽と戯れる時に受けるダメージをできるだけ軽減しながら、夏の代名詞・小麦色の肌を季節限定で楽しむことを提案するブランドって貴重だな、と思います。