うさぎレスな5時夢水曜日は徐行運転継続中?

うさぎさんが降板してからほとんど見なくなった5時夢水曜日。
代わりにレギュラーとなったおおたわ史絵さんが面白くないとかそういう理由じゃないんです。おおたわさんにはおおたわさんの面白さがある。だけどやはりうさぎさんあっての水曜日だったよなぁと思うのです。

表面的にはうまくいっていたのに、実は信頼関係などなかったということを最悪の形で知らされたうさぎさん

中村うさぎさんの著書にはやはり美保純さんのことが書かれていました。
問題となったひとこと「ポルノ女優のくせに」なのですが、うさぎさんはそんなことを言っていないのに、美保さんがそういう風に受け止めてしまった。
それで美保さんはスタッフ(おそらく性器のサイズのことでよくネタにされているプロデューサー)に相談して、スタッフはうさぎさんの病気の回復を待ち、そろそろダメージを受け止められるくらいの状態になってきただろうかというところで、うさぎさんに話を切り出したのです。
MCのふかわりょうさんのブログに書かれたことによりますと「皆で気持ちよく番組の10周年を迎えるためにも」ということでそのタイミングでうさぎさんに話したとのことなのですが、結果的にはうさぎさんの気持ちは不快や怒りを通り越して失望、絶望。

そんなこと、美保さんは言っていないのに。
うさぎさんも言っていない。
だれも言っていない言葉が一人歩きしていきます。

では、いつ「ポルノ女優のくせに」という言葉がまぎれこんだのか。

スタッフ間で伝言するうちに、まぎれこんでしまったのか、
プロデューサーのアドリブでしょうか。


今夜はそれを抱いて寝てください。|ふかわりょう「life is music」Powered by Ameba より引用)

うさぎさんの著書に書かれていた内容によりますと、この話をうさぎさんにしたスタッフは、「私はポルノ女優のくせに、なんて言ってない」と言ったうさぎさんにこう言ったそうです。

「薬の副作用で覚えてないだけかもしれないよ」

これじゃ「言ったのに嘘つかないでくださいよ」って言われているのと同じ。ああ、本当にもう自分はこの人達に信じてもらえていないんだ、と思う瞬間。自分が信頼していた人が自分のことをそういう風に見ていたということが、余計に辛いと思います。
美保さんは本当にそんなことをスタッフに相談したつもりがなく、「ポルノ女優のくせに」が第三者によって伝言ゲームの途中で盛られてしまったのかはわかりません。
だけどうさぎさんは降板してよかったと思います。あの後もそのままうさぎさんがレギュラー出演し続けたら、うさぎさんと美保さんの間にできた溝は、視聴者にも気づかれただろうから。
そして多くの視聴者は、美保さんの気分を損ねないようにと、地雷原を恐る恐る歩くように喋るうさぎさんを見て「なんかつまんなくなったね」と思うのです。そんなうさぎさん見たくなかった。だから降板してよかったとも思います。ただ美保さんを腫れ物に触るような扱いをしているせいか、最近の5時夢水曜日は5時夢の良さが以前ほど出ていない気がします。

「何を言うかではなく、誰が言うかってこと」

うさぎさんが著書で書かれていました。
美保さんには日活ポルノの頃の話を振る人なんて他にもいるのに、こうして自分にだけは差別だというのであれば、結局何を言うのかではなく、誰が言うのかが問題なのだ、と。美保さんは、うさぎさんのことがそもそも好きじゃなかったのかな。
例えばこれだって「ポルノ女優のくせに」って言われたと難癖をつけることができますよね。だって要は本人どう感じるかなのですから。

sirabee.com

視聴者が見聞きする分には面白かったうさぎさんのトークに、美保さんは人知れず傷ついていたり、やりづらいなと思っていたのかもしれません。
共演NGとまではいかないけど、今後はTOKYO MX側もキャスティングにはもう少し慎重になるのかな。それとももうなっているのかな。
これも5時に夢中!がもっとも面白くなるための過渡期であることを願います。

あとは死ぬだけ