押し付けがましい気遣い


マツコさんに激しく共感したし、「ちょっとおしつけがましくない?」って思っていたのが自分だけじゃなくてよかった。若林さんを「なんていい人なんだろう!」と感動させたその方法が押し付けがましいと思いました。



カラテカ入江が「御礼メールは12時15分に送信」する理由

  • 仕事がひと段落した時間帯である
  • 夕方だと「忘れていたのか」と思われてしまう

早いからいい、というわけでもなく、遅ければいいというわけでもない。「絶妙なタイミング」はメールを受け取る側のことを考えてのこと。ここまでは皆さんもよくわかりますよね。だけど問題はこの先です。
株式評論家である若林史江さんがこうおっしゃいました。

「(最近嬉しかったのは)株式市場の午後の取引がひけたあたりの15時過ぎにあわせてメールをもらったこと。『午後の取引が終わるまで待ちました。ご連絡が遅くなってすみませんでした』と書かれていて、なんていい人なんだろうって思った」

するとマツコさんが「それ押し付けがましくない?」と言いました。私は拍手喝采。本当にいい人なら、いちいち「午後の取引が終わるまで待ちました」ということを説明せずに、さりげなく15時過ぎに送ってくれるんじゃないかなぁ。
それにいちいち説明しなかったら、2行は省けたわけでしょう。読む側としては簡潔な方がありがたいですよね。
だけど、押し付けがましいなぁと思っていても、こういう風にメールをもらったら「お心づかいをいただき、ありがとうございます」って書いてしまいそうです。そしてそれを読んだ送信者は「やっぱり俺/私の気遣いは喜ばれるんだよなぁ~」と勘違いして、押し付けがましい気遣いを続けるのでしょうね・・・。うざいな。

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