お似合いのカップルから漂う腐臭

先日長年ウェブ上でおつきあいがあり、実際にお会いしたこともある方が「人間関係は自分を映す鏡」というようなことをツイートされていました。私もまさにそのとおりだと思います。
例えば雅美さんと智弘さんというカップルがいたとしましょう。
雅美さんは嫌われ者でした。嘘つきで、口癖は「でも」「だって」。自分に都合の悪い話は全て捻じ曲げて他人(ここには恩人すら含まれる)のせいにする。そして嘘をついたり話を捻じ曲げるする様がまるで子供なのです。すみませんのひとことで済むことなのに、意地でもそのひとことを言いたくないせいか、とにかくしょうもないことで嘘を積み重ねる・・・。それに対し人当たりのよい智弘さんは話も面白くて、友達の多い人でした。
「なんで智弘さんは雅美さんみたいな人とつきあっているんだろうね」

「あの女のどこがいいのかな」
誰もが口々にそういいますが、本当に智弘さんは雅美さんにとってはもったいないくらい素敵な人なのでしょうか?そんなわけありませんよね。カップル、夫婦なんてどっちもどっちなのですから。雅美さんは智弘さんを映し出している鏡で、私はもしかすると智弘さんの方がやばいんじゃないのか?とすら思うようになりました。

mirror

雅美さんと会う前から智弘さんに対してあれ?と思う部分はありましたが、そのなんともいえないアラームのようなものは、やはり当たっていたのです。例えば彼が30代後半になって離婚した後モテ期を迎え、未成年とつきあった経験を10回くらい聞かされました(といっても相手は同じ子)。以下の順です。

  1. 若い子に惚れられて困った(=俺ががっついたわけじゃないよ)
  2. さすがに半年は我慢しましたよ(=大人の男としての理性くらいはあるよアピール)
  3. ま、最終的にはいただきましたけどね(若い子に求められ続けた俺)

1、2、3、リピート。
おかしいだろ。
そして「その武勇伝、もう何度も聞きました。はははは」のひとことが言えない私が感じていたこの”おかしい”は的中しました。詳細は控えますが、この人は汚い。ずるい。だから雅美さんと惹かれあったのです。
雅美と智弘というカップルをたまねぎに例えるとすると、皮を一枚ずつ剥いていき、芯の部分にたどり着いた時、その芯が毒を持っていた!というよりは、腐っていた感じ。互いの腐臭に引き寄せられて一緒になった、お似合いのカップルなのです。

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