ディオールが発売した「せつない赤」は一塗りでミステリアスになれる

Dior側としてはばばぁはマーケティング対象にしていないかもしれない。だからこんな風に書かれると迷惑である可能性もある。だけど言います。人生の酸いも甘いも知った年代だからこそ似合うせつない赤があって、それがDiorのルージュディオール リキッドの#625 ミステリアスマットなのです。一塗りすると「なんか影のある女」になれる!(自己評価)ミステリアスとつけるだけある!!!!

顔立ちや肌の色だけではなく、雰囲気にまで似合うリップに出会った

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ミステリアスマットの色は落ち着いた赤。ウェブで検索してレビューを読むとブラウン寄りの落ち着いた赤という声が多く見られますが、実際につけてみるとあまりブラウンは感じません。

本当によい色だなと思いました。季節に例えると晩秋特有の寂しさや美しさが詰まったような落ち着いた赤。攻めていない赤。だからブラウン寄りという声が出るのかな。秋に買ってばんばん使いたかった。ばんばん使いたいとはいえ、デイリー使いには向かない色。
私は1月に購入したんだけど、好評でした。「なんか今日綺麗だね」よりも言われて嬉しかったのが年配の知人女性の言葉。
「あなたの肌や髪の色だけじゃなくて、雰囲気にぴったり。普段は優しくて静かだけど、怒らせたら怖いところ」
内に秘めているマグマの熱さを表現してくれるミステリアスマット、最高です。

これは私も同感です。確かに飲食してはげてくると青みが出てくる(飲んでいても落ちない。さすがティント。でも油分の多いものを食べるとあっさりととれる)。だから私もメイク直しの時は、あえてミステリアスマットを塗り直さず、色が落ちてしまった上からブラウンのグロスを重ねるようにしています。そうするとまた別のミステリアスさが楽しめておすすめ。

どんなに似合う色でも買いだめはしない主義ですが、これはもう一本来秋用に買っておくべきか迷っています。来秋になったらまたもっと素敵な色が出てくるのでしょう。だけどこのミステリアスさはなかなか生まれないと思うと、もう一本買っておこうかなぁと思ってしまいます。

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