今回購入したのがPenhaligon's(ペンハリガン)のマラバーというオードパルファム。ケチって50mlを買わず、100mlを購入すればよかった・・・・そのくらい気に入りました。そしてこんなに多くの人に「ん??なんかいい香りがする」と言われたのはこのマラバーが初めてです。
人と被らない深めの紅茶の香水ならペンハリガンのマラバーかしら。
— 元鈴木さん (@Motosuzukisan) March 6, 2020
イギリス人が東インド会社を作って、異国にスパイスや紅茶を探しに行くような香り🚢
淹れたての紅茶から、時間が経つにつれスパイシーなナツメグやカルダモンのオリエンタルな香りになって最後はムスクとかアンバーの甘さが残ります! https://t.co/5Wfn394lL1 pic.twitter.com/pky87wQqeQ
欧米人が抱くステレオタイプのこてこてのオリエンタルな香りではなく、トップノートはどこかエキゾチックでありながら、芯のある透明感が感じられるすっきりとした紅茶の甘い香り・・・・。日本ではフレグランスのセレクトショップ「ラトリエ デ パルファム」で取り扱われており、そこのウェブサイトではマラバーの香りについて「東インドへのスパイス・ルートを巡る旅をイメージ」と書かれているように、同じ紅茶でもアメリカ南部のあの早死にしたかったら毎日飲もう!といった甘ったるいスウィートティーではなく、あくまでもインドやスリランカの茶葉というイメージ。ミドルノートの主張が始まると甘さが控えめになり、ちょっとスパイシーになるためこのイメージがさらに強く漂います。もう最高。
私は香水をつけてもあまりトップ→ミドル→ベースの移り変わりがよくわからない嗅覚の持ち主ですが、マラバーに関してはその移り変わりが楽しめました。季節を問わずにつけられる香りです。
今回はラトリエ デ パルファムの店頭でこの商品を購入しましたが、スタッフの方の知識の豊富さには本当に驚かされました。ちょっとした雑談から筆者が求めているもののヒントを探し出して、こんな香りもありますよ、と勧めてくる香りは、ストライクゾーンのど真ん中であったり、あるいは私にとっては未知の香りとの遭遇で、香りを通じてセラピーを受けているような気分になります。
ペンハリガンの他の香りは以下の記事でもさらっと紹介しております。