モラハラといえば最近話題になったのがいしだ壱成さんの7つの掟です。
- 毎朝コップ1杯の水を用意
- 次に白湯を用意
- シャワー中にバスタオルと洋服を用意
- サラダ用に7種類のドレッシングを用意
- 帰宅時に45度の風呂を用意
- 入浴中に服を洗濯機へ、カバンを部屋へ
- その日の領収書をまとめて精算
(いしだ壱成2度目の離婚の裏に特殊な“7つの掟” から引用しました)
この他にもこまごまとしたルールはあったことでしょう。「いい暮らしをさせてもらっているからそこまで要求が大きくてもしようがないか」と嫁が思えるほど、稼ぎがよさそうとも思えないいしださんがここまでしていたということが驚きです。
いしださんだけが悪く言われましたが、私はモラハラの餌食になりやすい女性が苦手です。その関係に自ら身を投じ、彼の高い要求に応じる自分に酔い、そんな自分の努力を彼が褒めてくれないと、友人に苦労話をして承認欲求を満たす女。
モラハラが難しいのは、そういうふうに男性に命令されるのが好きだったり、そういう気難しさにつきあえるのは私が優秀だからって思っちゃう人がいるから。
— 仁科友里 (@_nishinayuri) 2017年10月19日
以前勤めていた会社に、モラハラ男にとってはまさにカモネギのような女の子がいました。
ランチの時間になっても食べるのはコロッケパン1個だけ。
「彼に『おまえちょっと肥えたんじゃない?困るよ』って言われたの」
そのパンをさっさと食べ終わるとデスクに戻り、眉間にしわを寄せながらボディランゲージに関する書籍を読むその女の子は155㎝でどう見ても40㎏ないという体型でした。
「彼がね、『おまえ心理学の本とかもっと読んだ方がいいんじゃねーの?俺の仕草とか見ていて俺の考えていることがわからないわけ?』って言うの」
これは俺の顔色見ながら常にびくびくしてろと言っているようなものでしょう。だけど彼女は幸せだったのです。
仁科友里の「女のための有名人深読週報」、更新されました。私は大丈夫って思ってる人って、モラハラのえじきになりやすいのでは?ということを眞鍋かをりを例に考えます。https://t.co/x9PieJ46HP
— 仁科友里 (@_nishinayuri) 2017年10月26日
以下、仁科友里さんのコラムから一部引用しました
10月20日放送の『ビビット』(TBS系)に出演した眞鍋かをりは、いしだのルーティーンを「私は大丈夫」とコメントしていた。コメンテーターたちは、なぜいしだの要求は、そんなに上から目線なのかについて話しているのに対し、眞鍋はその要求について「できるかできないか」で答えている。モラハラ気質の男性にとって、“できないと言いたくない”プライドと“相手の期待に応えたい”気質を持つ眞鍋のような女性は格好のカモではないだろうか。
コロッケパン一個かじっていた女の子はまさにこのタイプ。彼氏ができたら仕事が手につかなくなって、彼からの評価だけがすべてになってしまうのです。
「仕事をしていても、彼がちゃんと家でご飯食べてるかなって心配になって、集中できない」
彼は5歳児か?
彼氏の世話をやくのを「母性」って言う人いるけど、それ、「依存」だよ。
— 仁科友里 (@_nishinayuri) 2017年12月14日
貢いで尽くして、その結果「重い」と言って、男は他の女に逃げていく。だったら次は恋愛にのめりこみ過ぎないように(恋愛に依存しすぎないように)すればいいだけ。やりがいのある仕事を持ち、自分の人生の主軸を恋愛以外のものにすればよい。あなたが彼女の友人ならば、そんな風にアドバイスしたくなるでしょう。
だけど不思議とこういう女性というのは、どうしても恋愛がすべてになってしまうタイプだから、どんな仕事を持とうが、どんなに没頭できる趣味があろうが、結局は男が一番というタイプ。一生男性への依存という炎に心を焼かれ続けて苦しむタイプ・・・。
ちなみにこの女性の口癖は「〇〇がぁ~」でした。〇〇は彼氏の名前。彼がすべて。
「あたしぇとつきあい始めたことでぇ~『なんか〇〇ってレベル落ちたよね』とか言われたくないしぇ~」
しがしぇと聞こえるあの独特のギャルっぽい喋り方が今でも耳に残っています・・・。
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