嫌いなブログなのに読まずにはいられない理由

幸せな女性はまず出入りしないであろう、掃き溜めのような場所 活発で実りのある意見の交換が行われる、女性向けの掲示板に私のブログについてこんなことが書かれていました。一部抜粋します。

「前々から知ってる人で、ブログもたくさん引っ越してるけど。
新しいブログ覗くたびに、大して面白い事書かないでいて、ホント偉そうだなー、と毎回思う」

これを書いた方へ。まずは当ブログをご紹介してくださってありがとうございます。あなたは嫌いなブログを晒したつもりでしょうけれど、私にとっては看板を無料で立ててもらったのと同じこと(だけどあんなところに立てられてもねぇ・・・)。
それから「前々から知ってる人で」と書かれていますが、ブログを読んでいるからと言って私を知っていると勘違いしないでくださいね。そういう人って怖いわぁ~。
それとも「前々から読んでる」って書くのが恥ずかしかったのかしら。ブログを読んでいるからその人のことを個人的に知っていると思い込んでいる人。ブログの書き手なんてある程度キャラ作ってるんだから、実際に会ったら別人なんですよ。

嫌いなのに読んでしまう理由

引っ越し先についてまわって覗きたくなるようなブログがない私には、ここまで追いかけてくださっている読者がいて光栄です。大して面白いことも書かれていないブログをこうして毎回チェックしてまだ読んでくださっているのですね。私ならたいして面白くもないものは時間の無駄なので読みませんけど。

Psycho

読んでも不快な思いをするだけとわかっていても読んでしまう理由ってなんでしょう?
暇だから?それもあります。だけどこういう人は忙しくても読みに来ます。なぜならきっと負のエネルギーが燃料になるタイプの人だから。
多くの人は笑いを求めたり、癒し、あるいは悩みに対する答えを求めて、ウェブ上を徘徊しますよね。だけど人間が欲するものって、そういう「陽」だけじゃないと思うんです。「陰」を求める人もいますよ。
「ばかじゃないの」「別に面白くもない」(そういうことはもっと面白いことを書いてから言ってほしいけどね)とか、書き手に対する反感を持ったり、いちゃもんをつけることですっきりするタイプ。そういうエネルギーの供給源としてブログを読んで、負のエネルギーで自分を満たす暗~い人。
テレビに例えれば、嫌いな芸能人が出ている番組をあえて見てそれに対して文句を言うことが楽しい人。電源を消すとか、その番組を見ないという選択肢があるにもかかわらず。なぜなら嫌いな芸能人をディスることが自分への最上級の肯定であり、それしか楽しみがないから。
そんな風に「この人嫌い」という毒を求めて、自分のブログを何年にもわたって読みに来る人がいるということは、よく考えてみるとすごいことです。

ここまでくるとアンチというか中毒

おそらくハンドルネームで検索をかけてきた方でしょうけれど、こんなブログを長年読んでくださってありがとうございます。
プロブロガーのイケダハヤト氏いわく、「どんなに粘着質な人でもだいたい2年くらいで飽きて去っていき、他のターゲットを探す」と言っていましたが、この読者の方は2年なんて軽く超えています。引っ越すたびに追いかけてきているのですから。
アンチという枠を超越して病んでいませんか?あなたが必要な助けを得られますように。ご自分を客観視できるあなたなら、自分がやっていることがどれほど暗~いことか、よくおわかりだと思います。
きっと濃い文章のぎゅっと詰まった面白いブログを書いていらっしゃる方なのでしょうね。よかったらブログの所在も教えてくださいね。読んでみたいわ~。

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