【ユニセックス】ビターなシトラスの香りを探しているならペンハリガンの香りがおすすめ

2021年の夏をともに過ごすのは2本のフレグランスで、両方とも英国のフレグランスメゾン、ペンハリガンのもの。2本ともユニセックスで楽しめます。

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1.こんなシトラスカクテルがあったらいいな、と思わせるような香り。 ジ アンジェヌー カズン フローラ オードパルファム(女性用)

柑橘系の爽やかさな香りがとても良い気分転換になる季節になりましたが、爽やかなだけじゃ物足りず、あの独特のビターなきゅっとした香りを纏いたい人におすすめなのが、ペンハリガンのポートレートシリーズの一つであるジ アンジェヌー カズン フローラ オードパルファム。日本語では「純真ないとこ フローラ」。

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日本の蒸し暑い夏につけても香害になる危険性のない香りでもあります。むしろこの湿度の中でも「なんかいい香りがする」と言われることが多いほど。ペンハリガンの商品が販売されているラトリエデパルファンというサイトで、香調にアロマティックシトラス、キーノートにはシトラスカクテルと書かれているのを見て納得の香りです。今週もなんとか乗り切れた・・・と自分をねぎらうために頼んだカクテルがこんな香りだったら、筆者はそのバーに通い続けることでしょう。落ち着く・・・・。失恋など、悲しいことがあった時にもこんな香りのカクテルが寄り添ってくれたらいいなぁ。レディースですが、これはユニセックスでも使える香りだと思いました(チャラい男は使わないでね)。

キャラクター: コマドリ ― “可愛らしさ・愛される存在”

香調: アロマティック シトラス

キーノート: シトラスカクテル/ムスク/アンブロクサン

調香師: クリストフ・レイノー

(以上 ラトリエデパルファンより引用)

ポートレートシリーズに興味を持たれた方もいらっしゃると思うので同メゾンの冊子から引用すると:

香りが語る人間模様。イギリス上流階級の人々の秘密。 個性あふれる登場人物一人ひとりが香りになりました
イギリスの上流階級で、礼儀正しく亭にに振舞う彼らは、その印象通りの人物でしょうか?ペンハリガンのPortraits(ポートレート)は、保守的でありながら、ユーモアにあふれ、挑発的なイギリス人のスピリットにオマージュを捧げるコレクションです。


純真ないとこフローラもこのシリーズの貴族の一人なのですが、純真無垢で天使のように愛らしい少女という設定になっています。ただ双子のマシュー(彼のキャラクターのフレグランスも有り)はフローラちゃんの裏の顔を知っているのです・・・。その裏の顔が、ベースノートのウッディ。吹きかけた瞬間に苦みがあって、少しスモーキーな感じすら鼻をつくような感じのシトラスの香りの秘密は、フローラちゃんの裏の顔でもあるこのウッディなのです。さて、肝心な香りの持続時間ですが、私の肌の上だと2時間くらいでした。
このシリーズは75mlで35,200円と高いです。キャップは真鍮じゃなくてもいいし、箱もこんなに可愛くなくてよいからもう少し安くしてくれないかなぁと思うのですが、ぷしゅっと吹きかけた瞬間に、ペンハリガンのフレグランスメゾンとしてのこだわりを感じ、高くてもしようがないか、と思ったのも事実。
といいますのも、とにかくミストがふわっと細かくて、それが肌に舞い降りる瞬間の心地よさは筆舌に尽くしがたい!世の男性達は女性の肌に触れる時、こういう風に優しく触れるといいですよ、とお手本にしてほしいくらいの優しさです。
ちなみにこのポートレートシリーズの冊子を参考に夫のフレグランスも選んでみましたが、「ジョージ卿の悲劇」(香調:ウッディアンバリーフゼア)が彼のキャラクターにはあっていますね。

 

2.大きなサイズを買えばよかったと後悔しているクァーカス オーデコロン(男性用)

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二本目はクァーカス。ポートレートシリーズよりも安いペンハリガンのレギュラーの香りですが、それでも30mlで11,550円です。メンズの香りが好きな女性、多いと思うんですよ。そういう人達の琴線に触れるかはわかりませんが、筆者はけちって30mlのボトルを買ったことを後悔しています。7月が終わる前に使い切ってしまいそうな勢いで現在この香りを楽しんでいます。8月はどうしたらいいの・・・・。

シトラスとバジルの躍動感あふれるコンビネーションに、ジャスミン、カルダモン、リリー、アンバーをブレンド。モスやパチュリにあたためられた香りは、優雅さと透明感をたたえ、気分を明るく高揚させます。

(ラトリエデパルファンの商品ページより引用)

 

ウェブでクァーカスを検索すると「CK Oneが好きな人なら好きでしょう」というレビューをかなり見かけます。確かに系統はシトラスということで同じですが、CK....と異なる点は、クァーカスの方がとんがっていて大人向け。
例えばCK Oneは、部活の練習を終えた男子高校生が部室で気合を入れてこれでもか!と浴びるようにかけて、向かう先は激しい争奪戦を勝ち抜いて手に入れたとびきり可愛いマネジャーとのデート、と言った香り。シトラス系でも甘さの感じられる、青春の香り。
一方クァーカスは、ビジネスマンがジムでウェイトリフティングをした後、シャワーを浴びてからパンプアップした筋肉にかけてほしいような香り。あるいは長い一日を終え「はぁ・・・バカとは何を話しても平行線のままだな」と疲れ切ってオフィスを出る前に、ロッカールームでクァーカスをひとふきし、疲れといらだちをそこにブレンドさせて「その日の終わり」という名の香りに包まれて、デートに向かってほしい。社会の荒波に少しもまれた男性の方が似合う香り。同じシトラス系でも、ちょっとぴりっとスパイシー。このスパイシーさに惹かれて自分でも身にまといたいと思う女性はかなりいると思います。
既に書いたように筆者はこの商品の30mlを購入しましたが、手軽に持ち運べるサイズのため気分転換にちょうどよいという利点があるのを忘れていました。オフィスのデスクに置いておいて、疲れてきたらスプレーせずともこのボトルの匂いを嗅いですっきりするのです。癒される・・・。

【PENHALIGON'S】 ペンハリガン クァーカス コロン|香水・フレグランス



ペンハリガンにはこんな香りもあります

cantfoolme.hatenablog.com