大企業の安定感と社会的信用は社内恋愛を生み出す

 

私が以前勤めていた企業は大企業で、そのため当然社内恋愛が多く、社員の多くが穴兄弟、あるいは竿姉妹状態でした。

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photo by Phēromone

大企業だと社内恋愛が多いのはうなずける、と思うのは、結婚を視野に入れた時に、双方の親に紹介しやすいというメリットがはっきりと見えるからだと思います。大企業という安定感、そして相手がそこに勤めているということによる社会的信用。

そういうわけでそこの企業ではしょっちゅう○○会と適当に名前をつけて大規模なものから小規模なものまで飲み会が行われていました。社内合コンですね。
おそらく話題は「○○支社なんですか?じゃあXXさんはご存知ですか?」みたいなのばかりだと思いました。想像するだけでつまらなそう(笑)。

「結婚していてもぜんぜん平気だよ。だからあべさんも一緒に飲もうよ」と誘われたこともたくさんありましたが、ど~も気が乗りませんでしたね。それに皆さん安定志向のせいか、面白い男性社員はいなかったので、正直なところ女だけで飲んでいた方が楽しかったです。
どんなに大きな企業で知名度もステイタスもあっても、社内恋愛がここまで増えるとは限らない場所があります。それがメガバンクや広告代理店。
こういうところは外部からの合コンのお誘いが多いから、身内にかまっている暇がないのでしょう。あるメガバンクに勤めている知人男性は「俺達と合コンできて嬉しいだろ」という風に超上から目線。
この男性に「若くて可愛くて、できたら胸の大きい子を紹介してくれ」と頼まれた時、東京湾に沈めてやろうかと思いました。おまえなんかそこの銀行の名刺を取り上げられたら、ただの不細工だろうが!と思いつつ、メガバンク勤務という付加価値は大きいのです。特に合コン市場では・・・・。

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