プロ彼女達はなぜモテ男の心を射止めることができるのか



プロ彼女とは?→ 「一般人女性」はウソ?!芸能人としかつきあわない「プロ彼女」の生態

 

プロ彼女という言葉が広く認識されるようになってきた今だからこそ、もしかしてあの人も・・・と思う女性はいませんか?
ある男性歌手がTV番組に出て奥様との馴れ初めを語っていたのを私はたまたま聞いていました。こんなお話でした。

「(妻は)知り合いに紹介されたんだけど、初めてのデートの待ち合わせで、普通男が車で迎えに来るものだとわかりそうなものじゃないですか。なのに彼女、待ち合わせ場所に自転車で現れたんですよ。自分はそういうことをされたのが初めてだったので、びっくりして」

このインタビューが放送されたのはもう大昔なので、もちろんプロ彼女なんていう言葉もありませんでした。だから私はこれを鵜呑みにして、美女なんてすっかり見慣れているせいでちょっとやそっとのことでは揺さぶられない芸能人の心を最終的に揺さぶったのは、こういう「普通の人」を感じさせる行為だったのか・・・などと思ったわけです。
だけどプロ彼女というカテゴリーに属する女性達がいることを知ってしまった今では、もしかするとこの自転車で登場っていうのも実は「芸能人慣れしていない一般人の私」という初物感を演出するためのパフォーマンスでしかなかったのかも、とか計算だったんじゃないのか?!と疑ってしまうわけです。

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photo by snowkei

もしかしたら奥様は芸能界に広く種蒔きをしておいて、この自転車を利用した鮮烈な登場シーンを全員に対して使っていたかもしれないじゃないですか。それを見破れないのも男の愚かで可愛いところだし、一生騙し続けることができるのはしたたかないい女ですよ。
きっとプロ彼女達ってこういう「俺、こんなことされたの/言われたの初めて」という衝撃や感動を与えることを得意としているはずです。だけど衝撃や感動ってそうそう毎日与えられるものじゃないし、どんなにいい女だっていつかは古女房みたいになってしまいます。どんなに努力したって、同じ人間であることには変わりないのですから。 
だけどそこから先こそが、プロ彼女達が本領発揮するステージなのでしょう。 あくまでも私の想像ですが、プロ彼女達は二人の関係が落ち着いてきて居心地もよくなってきた頃、衝撃や感動、狩猟の楽しみを男が自分以外の女に求め始めても、ある程度まで目をつぶることができるんじゃないかと思うんですよ。 プロ彼女がいくら美人とはいえ、やっぱり相手は有名人でモテ男となれば、1-1の関係なんてそもそもあきらめていると思うのです。1-複数を受け入れる覚悟ができている。

だけど本命以外の女達が束になっても結局本命の彼女にはかなわない、という何かを持っているのがプロ彼女なのです。もしかするとそれはどんなに努力しても手に入らない、生まれ持ったものかもしれない。
しかも有名人の彼女であることを職業にするくらいだから、「私一生男に食べさせてもらうわ」という決意もあるはずです。そして食いっぱぐれなさそうな男を選び抜く目もちゃんと持っている。男に食べさせてもらうと決めた以上、自分が捨てなければいけないものだってわかっているでしょう。
美貌を武器に銀座の高級クラブに週2回くらい出勤していたとしても、本業はあくまでも有名人の彼女であることなのです。恋愛だと思うと傷ついてしまうことでも、仕事だと思えば耐えられるのではないでしょうか。 だから彼女達は激しい競争を勝ち抜いて、妻の座を手に入れることができるのです。

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