何をいつ食べても太らなかった弟のベルトの穴が二つずれた


弟は私と違い、何をいつ食べても太らない体質でした。羨ましかったなぁ。そんな弟でもやはり最近ベルトの穴が2つずれたことにより、確実に基礎代謝が落ちてきていることを実感しているそうです。
手足が細長いため、はたからみたら体重の増減がわかりにくいのですが、腹部だけはごまかせないそうです。

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弟が大好きなのは真夜中のカップラーメン。夕食をどんなにしっかり食べても、必ず夜食にカップラーメンを食べたり、あるいは自分で一から作って食べていました。
やつは無類のラーメン好きで、どのくらい好きかというと、なんと祖父の葬儀の日に料亭でお斎を終えた後、実家に帰って来て親戚やお坊さんにお酒を振舞っている間、喪主(父)の長男である立場としては、親戚に尺をして回らなくてはいけないのに「なあわりぃ、俺ちょっと●●屋にラーメン食いに行ってくるから、おまえがうまくやっといて」と言って自転車に乗って家を出て行ってしまったほどです。

あれだけ美味しい天ぷらやお刺身を食べた後にまだラーメンを食べるの?と私は不思議に思いましたよ。
大好きだった夜中のラーメンをやめたことで、あっという間に腹囲は元に戻ったそうですが、自分の身体のシステムの働きが人生の折り返し地点に近づいていることを知り、少しショックを受けているそうです。
「まあ誰だっていつかは終焉モードに入るんだから、別にいいじゃない」と声をかけましたが、何のフォローにもなっていないようです。
「おまえはこの問題と、昔から向き合ってきたんだよな。すごいよ、ほんと」と言い返されて、何もいえない私です。

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