安藤美姫さんの人間臭さ(2)



「彼女にも日本はこういう国だよ。とか、緑いっぱいな所を歩かせてあげたい。そういう気持ちでこちらから公表させていただきました。なので後ろから撮られたりしょうがないかもしれませんが、顔だけは撮ってあげないで欲しいなというのは、母親としてのお願いです。彼女はこれから未来があります。これからが彼女の素晴らしい人生の始まりだと思いますので本当にご了承ください」


先日愛娘ひまわりちゃんの写真を公開したということは、もうひまわりちゃんの未来を守る必要がなくなったのでしょうか。それともハビエル・フェルナンデス選手との真剣交際を公にした次のステップの一つでしかないのでしょうか。とにかく安藤美姫さんは迷走しているように見えて、実は目的地に向かって確実に一歩ずつ近づいているような気がします。
彼女ほどの知名度がある人が未婚のまま出産した時点で相当の覚悟があったと思いますし、イメージにうるさいフィギュアスケート連盟が折れてしまうほどの大きな力を持った誰かが、おそらく後ろについてくれたのでしょう。
だけどプライバシーの尊重を!迷惑な取材は控えて!というわりには意味不明な記者会見を開いたりして、もしかすると周りを固めている大人が良くないのかなぁなどと感じることもありました。我が子に美姫という名前をつけるくらいだから、お母様が相当強気でやり手なのかなぁとか。(名前負けしなくてよかったね)



これじゃあえて深いVネックを着て「も~~う、皆が私の胸の谷間ばかりじろじろ見て困るぅぅぅぅ」と嘆くふりをしている巨乳女性と同じではありませんか。自ら種を蒔いておいて食いつかれると迷惑がる。
今回もひまわりちゃんのお顔を見せたことで、少し下火になりつつあった「父親が誰なのか」という憶測に再び自ら火をつけてしまいました。だけど多分安藤さんはそういうことを全く考慮せずにぽんと写真を投稿したのでしょう。今までのことも、種を蒔いているという自覚はなく、思うまま、望むままに生きているだけなのです。
「私、不器用だから・・・・・」で逃げ切れるタイプ。
かまってちゃんと言われることも多い彼女ですが、かまってくれなんて頼んだ覚えないわよ!と言い返されそうですね。本当に、こうやれば世間の関心を引けるかなぁという計算はしていなさそうです。
インスタグラムも後ろで誰かが糸を引いてこう書け、ああ書け、と指示をしている感じはなく、日本語でも英語でもちゃんと自分で書いている感じがしませんか?特に有名人がSNSで発信する場合、誰かの指示通りに書いた正確でうまい英語よりも、ちゃんとその人が自分の言葉で綴っている方が人間臭くて惹きつけられます。

私の知り合いで不義理のハットトリックを決めて、それ以降も反省するそぶりを見せて、結局また不義理をしてしまった人がいます。だけど彼女はとても幸せそうです。一度きりの人生を悔いのないように生きているからでしょうか。
何がいいたいかというと、安藤さんは私の知人のように恩人に対して不義理をしたわけではありませんが、自分がこれをやったら誰かに迷惑をかけるかな・・・とかそういうことを考えずに、自分に正直に、自分を大切に生きているように見えます。 こういう人は多くの人が彼女を見放して去って行っても、周りにちゃんと数人くらい残りそう。

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