「デジタル全盛時代だからこそあえて自分の字で書きたい」アナログ礼賛シリーズ第二弾は 「おつきあいノート」。
生まれて初めておつきあいノートをつけたのは、短大を卒業した直後でした。
アメリカ留学出発まで残されていた約一ヶ月の間、親戚や両親の知人の方達がお餞別を持ってきてくれるラッシュがありました。
「お返しのことは心配しなくていいから、あなたはあちらについて落ち着いたらお餞別をくれた人に必ずお礼を書いて元気そうな姿を見せなさい」と母に言われ、現地では有名な観光スポットなっている国立公園の絵葉書を送りました。
留学したのが今の時代だったらお礼もメールで済ませていたかというと、やはり葉書を書いていたと思います。不思議ですね。
こうして絵葉書送付の漏れがないようにという目的で買ったのが、おつきあいノートの始まりでした。
当時はバインダータイプのものを使っていましたが、パーソナルデータ用のページもついていて結構よかったです。大好きなデザイン文具のメーカーMIDORIのものでしたが、今は取扱が終了してしまっているようですが、代わりにもっとよいものを扱い始めたようです。
今はもうおつきあいノートを別にしてつけることはしていません。手帳の余白に書き込んでいる程度ですが、こういう商品を見るとまた買ってつけ始めようかなぁと思ってしまいます。
交際費って、使っていて嬉しい交際費もあれば、そうでないものもありますよね(笑)。「なんでこの人に・・・」って思う支出。
そういうお金でもこういう和を感じさせてくれるおつきあいノートに書き込むだけで、負の感情が浄化されて出て行ったお金は今頃幸せにしているって思えてくるような気がします。
だけど今までもらったものを書き出すとしたら、両親から授けてもらったもの、してもらったことなどノート一冊では足りません。そういうものを忘れて、人は皆大きくなっていく。
マルアイ おつきあい NK-2
アナログ礼賛シリーズ 第一弾:手帳に生々しいことを書く場合 - マリア様はお見通し