フェイスブックは、やはりリア充をプチ自慢するためのスペースなのでしょうか



facebookのフィードを見ていて「あ、イタい」と思うのは、それを見た人と幸せをわかちあうためではなく、見せつけるために投稿されたのがわかっちゃう投稿。
無邪気に見せつけているならこっちも「いいね!」を気軽に押しちゃうんだけど、あまりのイタさについ「意地でも押すもんか!」と思ってしまうのは、潮田玲子さんのポエムを彷彿とさせるような「それって本人に直接言えばいいことだよね?」って言うことを、わざわざフェイスブックで披露する人。

http://www.flickr.com/photos/27403767@N00/986548379

photo by Scott Beale

例えば「人として女として、あなたに見合った素敵な女性になれるよう頑張ります」というメッセージを添えたツーショット写真を投稿する人ですね。 彼本人に言えばよくない(爆)?
大切な言葉って、その言葉が向けられた人だけでなく他の人達にまで言ってしまうと、その力を失ってしまう気がするんです。その人を見つめてきちんと伝える。その人だけに捧げる言葉ってなんかいいじゃないですか。
なのにこれじゃ言葉が気持ちを伝える手段ではなく、言った本人のshow-offに利用されて終わってしまう。 そんなわけで結婚披露宴の最後に、親御さんに向けて新婦が手紙を読むのを聞いている時と同じような寒々しさを感じてしまいました。まあ一番イタいのは、その投稿を24時間後に見て「いいね!」があんまりついていないのを確認して笑っている私なんですけど。

 

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