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マリア様はお見通し

普段は何も見えていないふりをしながら、善人面して静かに暮らしています

バターとか白すりごまみたいな存在の人 


お料理していると、無いなら無いで、別に困らないんだけど、あると風味が確実によくなる!というアイテムってありますよね。私の場合はバター、白すりごま、ナンプラーあたりがそれです。


「あ、切らしてる。ちぇっ」って思う。なくてもそのお料理は作れるんだけど、入れるとやっぱり違うんだよなぁ。そういうのって調味料じゃなくて、友人にもいます。

ちょくちょく会うわけでもないんだけど、いつも私の心の中にいて、「こんな時あの人だったらどうするだろう、どう考えるだろう」と顔を思い浮かべる人。

memory


宇多田ヒカルさんのFirst Loveという曲にこんな一節があります。

You'll always be inside my heart

いつも あなただけの場所があるから

I hope that I have a place in your heart, too.
(訳:私の居場所も、あなたの心の中にあるといいな)


この曲がリリースされたのは1999年。宇多田さんはまだ16歳でした。この年齢でこんな歌詞が書けるってすごいなぁと改めて思います。西野カナさんの作詞がより薄っぺらく見えてしまいますが、女子高校生達にはあのくらいのほうがわかりやすいし、伝わりやすいでしょう。
話が脱線しましたが、誰かの心の中の自分の居場所って、結局土足で入っていって無理やり作るものではないんですよね。

必死で印象に残ろうとしたり

見返りが欲しいだけでこれみよがしに尽くしたり
恩を着せようとしたり

高価な贈り物をしたり


どんなことをやったって、メモリに残る物・人=心にいつまでも留まることができる人は、その心を持つ本人に選ばれた人だけなのです。
魅力がある人、愛し合った人、その人の心に深い傷を負わせた人・・・・。傷を負わせた人間は、傷が癒えたらおさらばですが、魅力がある人や愛し合った人達の中には、のちにどんなに素晴らしい人が現れても、王座を譲らない人っているんですよ。決して他のものに上書きされないものを持っている人。
それは親だったり、配偶者だったりするわけですが、彼らは王座を死守しようとしているわけではないのです。
逆に死守しようとしたその時が、危うかったりします。
誰かにとって特別な人でありたい。
残念ながらそればかりは自分ではどうすることもできないのです。

バターとか白すりごまみたいな存在の人 
なろうと思ってなれるもの、なりたくてなれるものではない


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