タンポン挿入時間は就寝時間と入浴時間から逆算する


日本の蒸し暑い夏が女性達にとってさらに苦痛と感じられるのは、生理中だと思います。その分シャワーを浴びる時の気持ちよさといったらもう!!そしてこうして気持ちよくシャワーを浴びるために欠かせないのがタンポンでしょう。
「入浴時はタンポン入れない」派の方がどのくらいいるのかわかりませんが、私はどうしても垂れ流しが耐えられないのです。

 

「シャワーを浴びる時にたらたら垂れていたら嫌だからタンポンは使うけど、それが終わったらタンポンはお払い箱。だからもう抜いてしまえ!」というのはよくないです。経血を吸いきって膨れ上がり、柔らかくなった状態で抜かないと、抜く時に膣口を傷つけてしまうこともあるからです。タンポンがまだまだ血を吸収できる、硬い状態だと膣から出す時にゴリッといきそうじゃないですか?これは就寝直前のみならず、常に気をつけたいことでもあります。

入浴してから二時間後に就寝する生活パターンなら、入浴から三十分前くらいに挿入する

じゃあタンポンが柔らかくなった頃抜けばいいといって、ナプキン併用でそのまま就寝してしまうと、いちいちタンポンを抜くためだけに起きなくてはいけませんし、最悪の場合寝過ごしてしまって朝まで入れっぱなしなどということも考えられます。

ですから、入浴中にタンポンを使用し、就寝前にちょうどタンポンが経血を吸って全体的に柔らかくなっているように逆算すると、入浴から30分前くらいの挿入が適当です。ただしこれは見出しにも書いたように、入浴の二時間後に就寝する生活するパターンを送っている人の場合です。

すぽん、とぬけるよう経血量にあわせてにサイズを選ぶ

あまり経血量が多くないのに、大きなサイズのタンポンを入れてしまうと、逆算した甲斐がなく、就寝前になってもまだタンポンの大部分がが乾いた状態で、抜く時にごりっとして痛いです。その日の経血量にあわせたタンポンを選びましょう。
これも入浴前の挿入に限らず、常に気をつけたいことです。ちなみに我が家は常時スーパープラススーパーレギュラーライトの四種類が置いてあります。

タンポンのリスク

便利なタンポンですが、気をつける点はあるのでしょうか?それがTSS(トキシックショック症候群)です。はまれに起こるもので誰にでもその可能性はあり、死に至ることもあります。

10代女性、修学旅行中にタンポンの長時間使用が原因で死亡

https://www.buzzfeed.com/jp/carolinekee/teen-died-toxic-shock-syndrome-tampons-1

気をつけようがないといえばそれまでですが、しいて言えばあまり長時間入れたままにしておかないということでしょう。例えば経血量の少ない日にスーパーサイズを入れて「これなら6時間はもつ!」と考えたくなるのもわかりますが、そこはちゃんと経血量にあったサイズを使い、2~3時間程度で捨てるようにするのです。

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