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マリア様はお見通し

普段は何も見えていないふりをしながら、善人面して静かに暮らしています

サイコ・ビッチで結構です

処世術



ずっとねちねちやられ続けて、我慢して我慢して・・・・そしてついにマグマをおさえていた蓋が吹き飛ばされた瞬間、相手を刺してしまったのだろうと思われる人のニュースを見ているとこう思うのです。
刺してしまうってことは、その後のことを考える余裕なんてまったくなくて、頭が真っ白になってしまうのではないか、と。


例えばあなたが精神的に追い詰められているとします。刺したいくらい憎いけど、自分が刺して刑務所に入ってしまったら、まあ刺されたやつは自業自得だからしようがないとしても、自分の家族を犯罪者の家族にしたくない、迷惑をかけるのは嫌だ、と考えられるうちはまだ大丈夫。
だけど心の中に積もった憎悪が大きくなりすぎると、それがはじけてしまいます。パーンとはじける瞬間って、もう本人はわけがわからなくなっているのでしょう。家族のことも一瞬脳内からぶっとんで消えているはずです。そうなる前に敵とタイマンをはるべきです。

http://www.flickr.com/photos/12345574@N00/6212096981

photo by markuz


あなたが私のように同僚や、あるいは姑・舅にねちねちと、まるで重箱の隅をつつくように日々細かいことを言われているとします(もちろんプロフェッショナルな指摘・アドバイスなどは除く)。
彼らがねちねちとあなたをいびるのは、あなたがなめられているからなのです。 人間関係で一度劣勢になっても、その関係を対等な状態に戻したり、むしろ自分が優位な立場に戻ることだってできますが、何しろ相手は陰湿で人間として最低な相手ですから、まともに戦っても勝ち目はありません。
だったらどうするのかというと、あなたは「こいつはキレたら怖そうだ」と思わせる必要があります。そして実際に三ヶ月に一度くらいキレておいた方がいいです。


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それができないから辛いんじゃない!と言われそうですが、ずっとそんな人生を耐えながら生きていくくらいならキレてみた方がいいですよ。そいつはそんなにえらいんですか?そいつの怒りを買ったら自分の立場がもっと弱くなると恐れているのであれば、それは既に敵に見透かされてしまっています。そうやって恐れているからつけ入られるのです。

といいつつ私自身がねちねちやられていた時は、やっぱり波風立てたくないなぁというのはあって、自分が我慢していればまぁやつが自滅して辞めて行くだろうから、それまでの辛抱だとも思っていました。だけどやはりだんだんとそれがきつくなってきて、ある日休憩中に食べていた天ぷらを床にひっくり返してしまい、拾いながらこう思いました。

「これをお皿に全部戻してやつのところに持っていって、『食べ切れなかったから後で食べて♪』と言いながら渡そうかな・・・・」

だけどもしそうやってお皿に戻して持っていって、ゴミや毛がついていたら、それを作った人達(当時の勤務先には社員食堂のようなものがあった)が悪く言われるじゃないですか。自分の一時の感情の昂りで、何の罪もない人達にまで迷惑はかけられません。そこで私は天ぷらにゴミや髪の毛がついていないか念入りにチェックし、一旦ティッシュオフしてお皿に戻し、やつのところに「スペシャルデリバリーでーす♪」と言って届けました。
それで胸はすかっとしたけれど、そんなことをしても根本的な解決には程遠いものですよね。サイコ・ビッチ(頭のおかしい女)だと思われても構わないから、こいつは本気で怒ったら怖そうだと敵に思わせたい。そんなことを考えていた私にそのチャンスがある日訪れました。


私が勤務していた米軍基地で、大昔に嫌がらせを受けていた従業員がついに耐えきれなくなり、その嫌がらせをして面白がっていた人を刺し殺してしまったそうです。そのためその施設では今でも昼夜問わず、怪奇現象が起こるとのことなのですが、その話を私の敵(A男とします)が持ち出しました。
「怖いよね。夜番はいやよね」とやつが言ったので、私はこう言いました。
「そうだね。でも私は刺した人の気持ち、最近よくわかるんだ」
自分が私にしていることに心当たりのあるA男の顔が真っ青になりました。まさか僕を刺そうってわけ?とでも思ったのでしょう。

「やだちょっと、まりあさんったら!それ、どういうことよ?」

「毎日ねちねちやられてみなよ。刺したくもなるって。まあ私は自分の手は汚したくないから、他の方法にするけど」

この日以来、A男が私に対してびくびくして接するようになりました。まあ正確に言うとA男だけでなく、同じチームの従業員達全員(笑)。やつが言いふらしたのでしょうね。「マリアちゃん、こんなこと言ってたの。あの人は危ない人だから気をつけたほうがいいわ」って。ええ、それで結構。サイコ・ビッチで結構です。なめられているよりも恐れられたり、気味悪がられていた方がまだましですよ。

辞める前に読む! 今日から使える職場の深層心理  刺す前に読む!


寄生虫には隙を見せてはいけない 新しい宿主をお探しになって - マリア様はお見通し」に続く