マリア様はお見通し

普段は何も見えていないふりをしながら、善人面して静かに暮らしています

胡散臭い中年女性達の集いに行ってきました(1)


しばらく前の話になりますが、胡散臭い人達が集まる場所に顔を出しました。それは夫の知人である虎之助さん(仮名)という初老の男性の誕生会という場でした。


虎之助さんは学歴・経歴も輝かしく、奥様は私の貧しい語彙で表現するとハンサムな淑女です。虎之助さんの操縦方法などもう何十年も前に既に心得ていそうだけど、それを表に出すような野暮なことは決してしないであろうレディでした。
その虎之助さんに少しでも気に入られて人脈を広げることを目的に集まってきたとしか思えない、がつがつしている妙齢の女性達。
厚化粧にワンピース姿の彼女らの職業は、サロネーゼやセミナー講師が圧倒的に多かったのですが、信者生徒の数まではわかりません。

敬愛する中瀬ゆかりさんがかつてこのようなことをおっしゃっていました。
「昔は美人というと生まれながらにして美しい、一握りの絶世の美女達だけだったけど、今は美人のハードルが下がってきている。ヘアメイク、ファッションを頑張るだけで、女性はある程度すぐに美人になれるから」
ハードルが下がったことにより美人枠に入れる女性が増えたわけですが、この日ここに来ていた女性達は、まさにこの美人枠のど真ん中にいる人達でした。
いったい本当は何をしているのかまったく実体が見えてこない彼女達に私は興味を持ちました。彼女達は皆独身ですから、資産家の娘でもない限りサロンやセミナーだけでは世田谷ナンバーの車は維持できません。


サロンやセミナーなんておそらく副業だろうけれど、かといって本業がまっったく見えてこない(もしかしてただの無職なんじゃ・・・・)女性達に囲まれて、久しぶりに面白さを感じました。「この笑いを今すぐシェアしたい!」と思っても、夫は自分が「イケメン!」「セクシー!」と彼女達にちやほやされている立場ですから、どうしても彼女達に甘くなってしまうのです。

そしてこのお誕生会の翌日。案の定フェイスブックで胡散臭い中年女性の数人から友達申請が来ていたので、彼女達のアカウントをたどり、彼女達だけでなく、申請してこなかった人達のアカウントも見てみると・・・

  • 開運グッズを作って売っている
  • 「写真」のところに表示されている画像(=全体に公開されている画像)がドヤ顔セルフィーだけで埋め尽くされている
  • コメント欄がばばぁ同士の褒め殺し合いになっている
  • フィルター命!

そしてもちろんお誕生会の画像もアップされていたのですが、もうそれはまるで教祖様と、そして教祖様を囲む年増の信者達の集合写真のようでリアルなホラーでした。
短い時間でしたが、彼女達と過ごして感じたこと。それは写真を撮る時にフィルターは使わない方がいいよということです。これは同じ中年女性として声を大にして言いたい。
例えばキャバクラってお店の前には美しい女の子達の写真が飾ってあるのに、中に入ってみたら動物園みたいだった・・・ってことはよくあると思うんですよ。まさにこの胡散臭い女性達の画像もそんな感じ。私は彼女達の画像ではなく実物を先に見てしまったので、フェイスブックの画像を見て「うわぁ~フィルター効かせてんなぁ~」と引いてしまいました。詐欺レベルです。
私は自分の携帯でフィルターを使う方法がわからないので、自ずとフィルターなしの画像ばかりになってしまいますが、それでよいのだと思いました。少なくとも実物を見てがっくりされることはないのですから。

 
 関連記事