マリア様はお見通し

普段は何も見えていないふりをしながら、善人面して静かに暮らしています

近代・現代日本史を彩った女達

今から200年後くらいの日本の歴史の授業で、裏近代史を学ぶテキストみたいにして取り入れたら面白いと思う書籍の一覧です。教科書の太字の部分ばかり必死で暗記しても見えてこない近代日本史の面白さとかすごさとか感じられると同時に、もっと貪欲に学べばよかったなぁと思うんですけどね。
そんな風に面白く、また激動の時代を生き抜き、彩った女性達について書かれたノンフィクションです。


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近代・現代日本史が身近に感じられるようになる 女性向けのノンフィクション

以下時系列に並べてあります

  1. ある華族の昭和史―上流社会の明暗を見た女の記録
  2. (メインブログに飛びます)GHQを動かした女 子爵夫人 鳥尾鶴代
  3. 伝説の銀座マダム おそめ
  4. 完本 昭和史のおんな
  5. 安井かずみがいた時代
  6. あきらめない 働くあなたに贈る真実のメッセージ
  7. 「修羅のはざまで」(現在読んでいます)

こうして7冊を見てみると、私のブログの長年の読者なら共通点が見えてきませんか?

Geisha

共通点は、強くしなやかであったということ。戦後の激動の中でも女として誇り高く生きた人、波乱万丈の人生を送られた人・・・・(安井かずみさんは強かったかと言われると、どちらかというとあやうい感じがしました)。
また誰もが振り向くような美人ではないけれど、惹かれずにはいられない女性達であったということ。
自分にはそういう天賦の魅力や人生を生き抜く強さがないからこそ、こういうノンフィクションに惹かれるのだろうと思いました。

そして最後の一冊。まだこのブログではレビューを書いていませんが、お慕いする中瀬ゆかりさんがおすすめしていた「トットひとり」。

第一章の向田邦子さんとの思い出あたりは、なんだかぴんとこないんだけど(それでも笑える)、ザ・ベストテンをリアルタイムで見ていた人間を昭和にタイムスリップさせてしまう力のある一冊です。
幼い頃、ザ・ベストテンの時間になるとテレビの前に陣取って、あの番組を見て、気分が高揚してなかなか眠れなかった夜。それでも時々親が寝室をチェックしにくるため、寝たふりをするのです。
大好きだった光GENJIが上位にランクインして出演時間帯が遅くなってしまうと、法律でその時間帯の就業が禁じられていたため、未成年メンバーの二人は出演できなかったのです。あの時の失望感の大きさは、今でもよく覚えています。だからこそ次回が待ち遠しくて・・・・あの頃私にとって、アイドルというのは雲の上の人でした。人間じゃなかったなぁ。
あの華やかな番組の舞台裏で、そんなすったもんだがあったんだなぁというのも読んでいて楽しかったし、あの頃はまだまだ番組制作にかける予算に余裕があったことが感じられ、あらためて時代の移り変わりを感じる一冊でした。
中瀬さんが推すだけあって(新潮社の本だしね)面白かったです!

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