「やっと巡りあえた!」という色の製造中止を恐れて買いだめするのは無駄だと思う理由


つけているとよく人に褒められるコスメ=自分の顔に似合っているコスメ が製造中止になってがっかりした経験がある方は多いと思います。

私はそういうコスメとのはじめての出会いは21歳の時でした。アメリカで買ったエスティーローダーの「カラメル」という色のグロス。唇に直接ぱぱっと塗りつけて出かけると「どこのグロス?」「なんていうグロス?」と国籍・年齢を問わずたずねられました。
そしてその色が製造中止になり悲しんでいましたが、再び「当たり」の色に出会うことができました。

f:id:usmilitarybase:20150904075549j:plain

またまたエスティーローダー。ピュアカラー ローズ グロスのエモーションという色。肌の色や質感と相性がいいのかもしれません。ところがこの色も製造中止になってしまいました・・・。
使い始めた頃よく褒められたこの色ですが、製造中止を恐れて、まだまだ一本目の中身が残っている状態でもう一本だけ買っておいたのです。三本も四本も買いだめしませんでした。なぜなら人の顔つきも肌も、そして流行も変わるからです。一年前に似合ったグロスの色が、来年の同じ時期にも同じように似合うとは限りません。
例えば1980年代におねえさま方がこぞってつけていたフューシャピンクの口紅がありますよね。
あの頃に全盛期を迎えたおねえさま方が、栄華を惜しむかのようにあの色にこだわり続けていたとしたら、なんだか古臭い顔になってしまいます。バブルを引きずった顔になるんですよ。だから洋服だけ今の時代のものを着ても、ちぐはぐになる。
質感も色も艶も、もっと「今の自分」に似合うものが必ずあるのです。とはいえ、「カラメル」は恋しい!!!!!今の自分が使ったらどうなるかなぁ。

関連記事