高畑裕太の起こした事件に関する報道が気持ち悪い理由

例えば同様の事件を私の夫が起こしたとしましょう。

そしたらここまで騒がれませんよね。だって無名だもの。有名人だからニュースの注目度や価値が上がってしまう。襲われた女性のことなんてどうでもよくて、また、どうすれば同じような事件の再発を防ぐことができるのかとか、そこらへんもどうでもいい。
容疑者が二世俳優だったから、親である女優まで引っ張り出してきて騒ぎを大きくして「こりゃおいしいな。当分このニュースで引っ張れるな」ってなもんでしょう。私はそもそもなぜ母親が謝罪会見をして"世間"(=ただの野次馬の群れ)に謝る必要があるのかわかりません。「とりあえず形だけでも」という形式至上主義なのでしょうか。
メディアがよってたかって、骨の髄までしゃぶりつくしてぽいっと高畑裕太容疑者のネタを捨てる。その後はまた新たなネタを見つける・・・・。

「さぁて次の生贄は誰かなぁ♪」

気持ち悪いなぁと思います。故田中角栄氏にですら「故郷の方に走っていく電車を見ていると飛び込みたくなってしまった」と言わせたほど、メディアのバッシングは恐ろしい力を持っています。
ネタが尽きたら芸能事務所や政財界に頼まれてもみ消してきたニュースでも流したらどうでしょうか。そして私達をあっ!と言わせてくださいよ。

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