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マリア様はお見通し

普段は何も見えていないふりをしながら、善人面して静かに暮らしています

漫画を貪るように読む幸せ

今日電車に乗っていたら、私の隣に座っていたサラリーマンの男性がジャンプか何かと思われる漫画本を読んでいました。
「いい歳して漫画なんか読んで!」と思いますか?
私はさすがに電車の中で漫画本を堂々と読むということはありませんが、家では今でも読みますよ。

乾いた心には小説やエッセイが効くけど、干からびた脳みそに効くのは漫画

小説やエッセイも好きです。文章を読みながら、自分の中で人物や風景を好きなように想像して、その世界に浸ることができますから。それからなんか心がぎすぎす、かさかさしているなぁと感じる時に効くのも小説やエッセイ。
だけど漫画のように視覚に訴えてくる方が、疲労のせいでからから、かぴかぴになってしまっている脳には優しいのです。
「ミナミの帝王」みたいにストーリー展開が速くてわかりやすいものは、頭を空っぽにして読めるので大好きです。「ONE PIECE」は20巻くらいまで読んで飽きてしまいました。闇金ウシジマくん(1) (ビッグコミックス)は恐ろしくてまだ読んでいません。あれは絶対にはまるわかっているから、ブログの記事を100本くらい書き溜めたら手を出そうと思っています。

漫画を読むと童心に帰ることができる

確か私が小学生の頃だったと思います。整理整頓が苦手な母の持ち物は、寝室の押入れに納まりきらなくなり、廊下にあふれ出てしまいました。その中に古ぼけた漫画本が含まれていました。「生徒諸君!」という漫画でした。それを初めて見た時は興味を引かれなかったのですが、休むということに飽きてしまった夏休みのある日、廊下に座りその漫画本を手に取り読み始めました。するとあっという間にはまってしまい、その場から動けなくなったのです。冷房のついている涼しい部屋で読み続ければいいのに、いちいち立ち上がることもで きないほどでした。そして廊下に座ったまま、汗を垂らしながら読みました。静かな午後で、聞こえてくるのは短い人生を謳歌するかのように鳴く蝉の声だけで した。

Лето, лес // Summertime

ですから今でも漫画本を読むと、あの夏の日を思い出し、童心に帰ることができます。だけど大人になってから漫画を貪るように読むことの幸せは、少し違うのです。なぜなら「時が経つのを忘れるほど何かに夢中になる」ということ貴重さは、子供の時にはわからなかったのですから。
歳をとるのは悪いことばかりではありませんね。

生徒諸君!  全24巻完結 [マーケットプレイス コミックセット]


「正しい恋愛のススメ」も適度な長さで面白かったです。