元子供英会話講師は見た VERY妻が一番美しく見えた瞬間

 

というわけでツイートの続きです。この美しいVERY妻を遠山さんとしましょうか。まず印象に残った彼女の発言の一部をご紹介します。

 

  1. 「うちの夫は『間違えても娘にメゾピアノとかシャーリー・テンプルなんて着せるなよ。あんな田舎臭い服』って言うのぉ」とスクールのラウンジで他の保護者に話していましたが、その保護者の娘はまさにこの二大ぶりぶりブランド(当時は馬子にも衣裳系代表だった)を常に着ていたため、凍り付くスタッフ、笑いをこらえるために控室に駆け込むスタッフに分かれました。
  2. 「松嶋菜々子さんの写真を見せてお願いしてこういう風にしてもらいました♪」 小顔・長身のスタイル抜群なうえ美人の遠山さんがショートカットになってスクールに現れた時、スタッフ一同が「うわー素敵!」と褒めた時に返ってきたひとことがこれです。「松嶋菜々子の写真を見せてこうしてくれって言って許される美人だってこと、自分でもよくわかってるよね・・・・」と言っていたのはスタッフ一同w。ちなみに松嶋菜々子さんは当時ものすごい勢いでブレイクしていた女優です。
  3. 「こう見えても私超アホなんですよ」
    美しい外見とのギャップをよくわかったうえでのお言葉。

やまとなでしこ


他にも色々ありましたが、 長くなるし個人の特定につながるといけないのでやめておきます。

遠山さん一家は外国人講師達がBeautiful familyと呼ぶ家族でした。

まず夫は医師でしかもハーフっぽいイケメン。スクールに通っていた二人の子供達も「夫婦どちらに似ても可愛い子供しか生まれないだろう」という大方の予想を裏切らない可愛らしさです。とてもきらきらしていたご家族ですから、当時既にVERYが創刊されていたら読者モデルとして登場していたことでしょう。
このようにどの角度から見ても「幸せな家族を持つ美人妻」だった遠山さんですが、私が彼女を美しいなぁと思ったのは、彼女がその「どこから見ても幸せな美人妻」の仮面をはずした時でした。明るく社交的で気取りのない美人像を演じることの小休止中。
私が昼食を買いに行こうとスクールの外に出ると、レッスンを終えて二人の子供の手を引いて歩く遠山さんがいました。私にはまったく気がついていない様子で、「ほら、こっちにおいで」と下の子の手を強く引き、その横顔はぐったり疲れていました。

fairy

スクールのラウンジで見せていた「私、美人だけどノリもいいし結構アホ」という明るさはまったくなく、周りから見た自分をまったく意識していない、無防備な遠山さん。私はその疲れた横顔を見てやはり真性美人はすごいと思いました。男性が人妻という二文字に色情を覚えるとしたら、こういう女性のことをいうのでしょう。
他にも彼女の美しさにはっとした瞬間があったわけですが、それは真夜中のファミレスでした。私が友人と飲んでいたある夜、次のお店に行こうと大通りを歩いていると、沿道のお店からこんこんと窓を叩く音がしました。そこはファミレスで、窓際の席にいたのは遠山さんとママ友と思われる女性でした。
声は聞こえないけれど彼女の口の動きで「マリア先生!!」と言っているのがわかりました。夜中の1時頃だったでしょうか・・・。こちらに向かって嬉しそうに手を振り、もうとにかく楽しくてしかたがない、というのが伝わってくる笑顔でした。スクールで見る笑顔とはまったく別のもの。
腹を割って話せる女友達の存在は、女として、妻として、母として自分の心を調律していくうえで大きな助けとなります。あんなハンサムな医師を夫に持ったら色々気苦労も多いだろうし、まだ小さなお子さん達は手がかかる。色々悩みはあっても、それと向き合って少しでも健やかな精神で生きて行くためのセラピー的な夜を過ごす遠山さんの笑顔は、美しいなぁと思いました。心からの笑顔に勝るメイクアップはありませんね。

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