ちやほやされてきたモテ男って、結局自分が一番可愛いんですよ

「恋愛と結婚は別」というのは、万国共通なのでしょうか。


私の男友達でありモテ男、ラテンラバーのアレックスがついに結婚しました。彼が最後に選んだのは、性格がよさそうな雰囲気美人です。

http://www.flickr.com/photos/32903372@N03/4949559160

photo by winzor2007 (ただのイメージ画像です。本人達ではありません)

ハンサムで高身長、華やかな職業に就いているアレックスの独身時代は、それはもうすごかったですよ。
華やかな美女と一緒に親密そうに写っている画像がツイッターにアップされて、その女性のツイッターも貼りつけられていたのでクリックしてみたら、なんとアレックスが暮らす国ではとても有名なランジェリー・モデルの女性でした。さっきもその女性のアカウントを見てみたけど、フォロワーが20万人近くいました。
そして他の美女とも写っている画像がちょくちょくアップされたのですが、その女性も、モデルじゃなかったらいったいどんな仕事をしている人なのだろうと思うほど、素人にしては美しすぎました。

彼の最大の魅力は、ハンサムで高身長、高収入と外見のいい男にありがちな「でも話してみるとつまらないよね」というところがなかったということでしょう。人間的にも、とても面白い人でした。パッケージもよくて、中身も充実している人っているんだなぁって思いましたよ。

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先ほどご紹介した美女二人は(あー画像貼りたいよー)、美しいからこそがんがん口説いてくる男には慣れていたはずです。しかもラティーノはオリンピックに口八丁手八丁という種目があったら間違えなく金・銀・銅独占の人種ですからね。

だけどアレックスは褒め上手だけど、自分からは口説かない人でした。そこがね、口説かれることに慣れきっていた美女達に渇望感を与えたのでしょうね。だから美女達もアレックスのことが気になってしようがなかったんじゃないかな。
だけどやっぱりモテ男だからしようがないのかもしれないけど、アレックスはずるい男でした。
次から次へと美女とのデートを楽しむ生活を送りながら、それをフォロワーに対して披露する時は、友達以上恋人未満のグレーゾーンの画像を使うのです。だからそれを見たアレックスに好意を寄せている女性達は、やきもきしながらも「まだ望みはあるかもしれない」と思ってしまうんですよ。例のランジェリー・モデルともう一人の美女も、彼女達同士は友人関係にありましたが、実はお互いの腹の中を探り合っていたかもしれません。

「アレックスはただの友達よ」
「私もそうよ」

とかいいながらね(笑)。
そんなずるいモテ男・アレックスを最終的に釣り上げたのは、華やかな美男美女のみが泳ぐことを許された狭いプールのにいた女性でした。
その女性はどちらかといえば綺麗なほうだし、胸も大きくてスタイルもよいけれど、今までアレックスの周りにいた女性達に比べると、何かが足りない。

ああ、そうだ。
この「何かが足りない」という感じこそが、アレックスが捜し求めていたものだ、と思いました。

アレックスの周りにいた美女達は、彼と同様にスポットライトの下にいる人達ばかりでした。スポットライトに負けない輝きを持つ者同士が並ぶと、とても華やかだし、相乗効果でより輝いて見えます。だけどそういう人間同士がプライベートでもずっと一緒だったら疲れると思うのです。
スポットライトの下にいる人達ってやっぱりある程度エゴが大きくなるのはしかたがない。謙虚でいようと思っても、周りがちやほやし続けたらエゴは強くなりますよ。「注目されて当然」と思っていて、特別扱いに慣れている者同士が一緒に生活したら、きっとやっていけない。
アレックスはそういうことをわかっていたから、そこそこ綺麗で性格の良い、スポットライトの輝きを共有しようとか奪おうとか思わずに、その外から優しく見守ってくれる女性を選んだんじゃないかなぁ。
やっぱりモテ男って自分が一番可愛いんですよ。ほんっと子供ですよね。そしてアレックスの愛妻は「うちには大きな子供がいるんですよ」とかいってうまく手の平で転がしていくのでしょう。

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