マリア様はお見通し

普段は何も見えていないふりをしながら、善人面して静かに暮らしています

価格競争の中で失われていく新潟米菓の誇り

雪国・新潟は米どころでもあり、当然米菓も多い。「新潟」という冠のブランド力が発揮される分野でもありますが、最近新潟米菓が迷走していると私は思うのです。
その原因に米の味だけでは勝負できなくなってきたということがあげられます。

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画像はさくら堂のウェブサイトからお借りしています。

先日さくら堂の柿の種がどうしても食べたくなり、ウェブサイトにアクセスしてみたところ、販売してないではありませんか・・・・。その代わりにチーズとかバジルとかカレー味といった大手の製菓会社のチップスみたいな味のおかきが増えているのです。 以前のさくら堂はそういう邪道のものはあまりなくて、美味しいお米で作ったシンプルなおかきという直球勝負でした。

さくら堂には新潟のお米を使い続けてほしい。高くても買うから

さくら堂が使っているのは新潟産のお米ですから、当然価格は高くなります。ところが全国的に有名な新潟米菓数社はコスト削減のためにもっと安いお米に切り替えています。

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必然的に味は落ちますが、その分をチーズやバジル、カレーといった香料でごまかすこともできるし、今まで苦労して築き上げてきたブランド力があるから、それなりに売れているのでしょう。

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(亀田製菓のカレーせんは大好きです)

だけどさくら堂にはこのまま新潟産のお米を使い続けて欲しいのです。米の味で勝負してほしい。それを実現するためなら価格は高いままでもしようがない。そういう新潟米菓は必要です。だってタイ米や他県産の米を使ったらもはや新潟米菓の意味がないじゃないですか。
多少高くても買う人間はいます。私はさくら堂のシンプルなおかきが場末のスナックで乾き物として出されたら「おっ!」と思いますよ。
でもそういうものを買う人間なんてマーケティングの対象にしていたら、会社が成り立たないんだろうなぁ・・・。

雪解け水をたっぷり吸い上げた水田で育ったお米から作られるおかきの味を知っている子供が日本からいなくなるなんて、想像できません。もう日本人が買ってくれないなら海外からの観光客に買ってもらいましょう。美味しいよ!

 ・さくら堂