美人OLと呼ばれるためには、それほど美人である必要はない



昔、昔、その昔、超自分万歳のブロガーさんが主催したオフ会に行ってまいりました。
その参加者のほとんどがブログをやっていたので、その方々のブログをあらかじめ読んで、参加者の方々がどんな方達なのかざっと把握していきました。その中で私が興味を持ったのは美肌の伝道師としてあがめられていたOLさんでした。その方は(ブログ上では)美肌で美人OLさんということになっていましたが、スキンケアにとても詳しかったので、その時点で私は「あ、この人のお肌、たいしてきれいじゃないな」と思いました。
本当にお肌の肌理が細かくてつるつるしている人は、意外とスキンケアに無頓着ですよ。だってそもそも苦労しなくても綺麗だから、磨き上げるという欲がないのです。

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そして当日その美肌の伝道師にお会いしたのですが、よくいる「なんか綺麗な感じ」の人。顔の作りは別に綺麗ではないんですよ。お肌も綺麗じゃなかった。そしてすごいなぁと感心したのは、彼女は周囲の女性達に「この人は美肌で美人」と暗示をかけて、彼女達より優位に立つ方法を知っていたということ。もう出会った瞬間にマインドゲームの勝敗が決まっているのです。
しかも彼女はブログで散々「スキンケアに関する知識が豊富=私は美肌です」と語ってきましたから、そのサブリミナル効果も発揮されていました。美肌というのは異性というよりは同性に対して力を発揮します。
そして美に勤勉でありながら、自分に必要な情報がよくわかっていない迷える子羊達は、彼女のような人を必要としているのです。美肌ではなくても、自信家の女性なら「なんか美肌に見えるかも」レベルの女で十分。導いてくれるだけでいいのですよ。
で、私も信者になったかですって?まさか。肌にだけは自信があるので、教祖様の座っていたテーブルまで行って「私も色々教えてくださ~い!」って言いましたよ。なんて嫌味な女(笑)。美肌道場破り万歳。

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