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マリア様はお見通し

普段は何も見えていないふりをしながら、善人面して静かに暮らしています

この人なんか嫌だ、という勘は大抵当たっている



みんなに慕われていて明るい人なのに、どうも黒いものを感じる人っていませんか?この人、何かあるっていう人。 そしてだいたいそういう嗅覚は正しいのです。

あれは阪神・淡路大震災が起こった年の冬でした。
スノボに行くために私達はA先輩の車にのり、最寄の新幹線の駅まで行きました。そこに停めて駅に行こうとすると、A先輩が車の中で何か紙に書いていました。その紙を見ると「阪神・淡路大震災ボランティア活動のため駐車中」とマーカーで書かれていました。A先輩はそれをフロントガラスに内側から張ると、じゃあ行きましょうか、と言って歩き始めました。
当時その駐車場は、ボランティア活動のために阪神の方へ行く人達は無料で駐車しておくことができました。 ほんの一日分の駐車料金(しかもこれは数人で割ります)をセーブするために、他人の不幸を利用する神経。


同性、異性両方から好かれているし、姉御肌で人気者だったんだけど、彼女の笑顔を見る度に黒いものを感じていた私は、その黒いものの正体をようやく見た気がしました。やはりこの人なんか嫌だ、という勘は大抵当たっている気がします。

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