美女・淑女・悪女

ロスチャイルド夫人に学ぶ(5)愛する男性に尽くすということ

もう十年以上前に見たTV番組の話です。 一般人の可愛い女の子(今思えばあれは多分一般人ではない)が登場して男心の攻略方法について紹介するというコーナーがありました。その可愛い女の子はこういいました。 「別れ話をした後、こっそり彼の洗濯物をたた…

ロスチャイルド夫人に学ぶ(4)女の人生の岐路

エドモン・ロスチャイルド氏の心をきっと射止めてみせる、と誓ったナディーヌさんはその誓いどおりに射止めました。男性と一緒に暮らしたいと思ったことが なかったナディーヌさんも、エドモン氏とは一緒に暮らし始めるのです。すると男の面子を気にするエド…

ロスチャイルド夫人に学ぶ(3)その駆け引きは何のため?

直感で「この人は・・・」と思った出会いを、運命の出会いに育てる 「きれいなダイヤをつけてますね、お嬢さん。残念ながら偽物だけど」 ナディーヌさんがエドモン・ロスチャイルド氏と最初に交わした会話の始まりはこんなものでした。ナディーヌさんがロス…

ロスチャイルド夫人に学ぶ (2)手放す勇気

「ダニー・ロバンの扮する娘が花屋の青年に恋をしていた。やがて、その娘は、髪に白いものの混じっている大金持ちの紳士に出会い、老紳士の好意を受けてシャンパンを飲んで暮らすか、恋に生きて水道の水で我慢するか、という選択を迫られて多いに悩む。ラス…

ロスチャイルド夫人に学ぶ (1)お金がないことを言い訳にしない、自立した少女時代

伝えたいことがたくさんありすぎて長くなってしまいそうなので、シリーズとして何回かに分けてご紹介していきます。というわけで初回は題して「ロスチャイルド夫人に学ぶ (1)お金がないことを言い訳にしない、自立した少女時代」。 有名人の妻がTVに出…

恋敵に回したら一番怖いのはこういうタイプの女

ペネロペ・クルス主演の「エレジー」という映画があります。恋敵に回したら一番怖いタイプの女性は、初老の大学教授が溺れてしまうほどの美しい肉体を持つ主人公ではありません。実はその女性は一度も映画に登場しません。台詞の中でその存在について軽くふ…

うまいこと「あがった」高級娼婦達

「私とあなたの違いは、先祖がギロチン台にかけられた人間か、それともその台を囲んで歓声をあげていた人間なのか、それだけよ」 自分の出自を嘲笑した貴族出身の女性にマダム・クロードが返した言葉です。書籍がもう手元にないのでうろ覚えになってしまいま…

腐りかけのメロンは銀座では売れないのか

銀座の老舗高級クラブのママ、髙木久子氏(チャコママ)はマスコミにもかなり露出のある有名人。そのママのインタビューを読んで、やはり銀座というのは厳しい世界なのだと思いました。その厳しい世界で高級クラブのママとして君臨し続ける久子ママはただ者…

ロールモデルを演じ続けるのも大変だったと思う 歩くエレガンス・安井かずみ

まだまだ大好きな山田詠美氏のエッセイ「4 Unique Girls」に関するネタで引っ張っています。 そのエッセイに「ロールモデルのある幸せ」という章があります。そこに登場するのが作詞家の安井かずみさん。そうか、山田さんのロールモデルは安井さんで、彼女も…

女のたしなみに欠かせないエッセンス

山田詠美氏が「4 Unique Girls」でこう書かれていました。 「(顔や体を磨くために)お金や時間を費やすのは磨くとはいわないんですよ。それらは、たしなみとかメンテナンスとか呼ばれるものなんですよ。いや、そのたしなみすらできていない私に言う資格など…

道端三姉妹の母が娘達に与えた美女としての英才教育はハイリターンだった

絵になるよねぇ・・・・。ご結婚おめでとうございます! 道端三姉妹は全員がショービズ界で成功する可能性のあるレベルの外見の持ち主。その中でもともと頭一つ抜けていた存在のジェシカさんは、世界トップレベルのF1レーサー、ジェンソン・バトン氏との交…

女子力よりもプレゼン力を磨きましょう

乙部捨てて生きていきます (AERA ’09.07.13) この方は上昇志向が強いので参考にならない部分もありますが、こういうやり方もあるんだよってことで最後までおつきあいください。かつてメディアの寵児となった筒井(再婚前は乙部)綾子さん。 冒頭で…

ピラミッドの頂点にいる淑女達

知人男性Rさんから聞いたお話です。 Rさんは昔ラーメン屋をしていて、芸能人の別荘も立ち並ぶ高級住宅地のお客様のところまで出前に行くこともあったそうです。 ある日お金持ちのお宅に空いた器を取りに寄ったところスープが入ったままどんと置かれていま…

営業しなくても客が来るホステスの会話術

本書は元銀座No.1ホステスによるテクニック本です。 なんと著者は、病気の治療中に飲んだ薬の副作用でうつになり、しまいには「もう手に負えない」と言われ、病院から追い払われてしまったという過去を持っています(笑)。そのうえ人見知りの口下手で水…

美人OLと呼ばれるためには、それほど美人である必要はない

昔、昔、その昔、超自分万歳のブロガーさんが主催したオフ会に行ってまいりました。 その参加者のほとんどがブログをやっていたので、その方々のブログをあらかじめ読んで、参加者の方々がどんな方達なのかざっと把握していきました。その中で私が興味を持っ…

年相応の美しさは評価されにくい

50代以上の女性の大仏パーマ率、相当減りましたよね。そういうことからもわかるように、昔に比べると女性はいくつになっても若々しい人が増えました。 だけど若々しい美しさって、おばさん達がどんなに頑張っても、本当に若い子達の持っているそれには絶対…

職業:あげまん

(地味にレビュー書きました) カルロス・ゴーン氏の奥様、リタ・ゴーン氏の著書で、海外赴任予定がある独身男性が読んでおいて損はないと思う一冊です。これを読むとあなたが現在おつきあいしている女性に対する見る目が少しシビアになるかもしれません。 …

岩井志麻子先生の品格

岩井シマ○コ先生と呼ばれることもあるくらい、TOKYO MXの人気番組「5時に夢中!」の木曜レギュラー岩井志麻子先生といえば下ネタの宝庫です。そんな彼女をのびのびと喋らせるMXの懐の深さ、そしてスポンサーに感謝いたします。 ところでシモネタの宝庫である…

熊本県は美女が多いというのはやはり本当なのか

日本三大美人の一つ、博多美人達が暮らす福岡から下っていくとある熊本県ですが、先日熊本出身の若い男の子と話す機会があり「熊本は女の子がめっちゃ可愛いっす!」と力説していました。 私が以前働いていた会社に可愛い子が二人いて、二人ともご両親のどち…

山田詠美氏の美学と美意識

公式ウェブサイトもツイッターアカウントも持たず、プライベートの露出がまったくない作家・山田詠美氏。 普段ちら見せしないからこそ、「普段あの方は何をやっているの?」とファンの興味をひきつけて、たまに出すエッセイが売れるのでしょう。 このブログ…

魅力だけでは銀座のNo.1ホステスにはなれない

銀座の名だたる高級クラブの一つ、クラブ・ベルベのチャコママこと髙木久子ママの著書・銀座ミーティングを読み終えました。銀座で磨かれ抜いた女の付加価値に一流の男達が吸い寄せられてきて、夜な夜な散財していった時代が終わり、今はその付加価値のある…

能ある鷹は爪を隠す 本当にしたたかな女

本当にしたたかな女・・・。 それは間違いなく「はぐれ刑事純情派」で故藤田まこと氏が演じた安浦刑事の行きつけだったクラブのママです。本当にしたたかな女というのは、その香りをうまいこと消し去って、天女のような面をしている。こういう女が一番怖いで…

自分の美意識に苦しめられた女達

なりゆき(一応、ニュース翻訳者)様という方が書かれた「ドサ回りで稼いでいた森瑤子」という記事を読んだ後、「安井かずみがいた時代」を読んだ時に感じたものとまったく同じものを感じてしまいました。作家の森瑤子氏と作詞家の安井かずみ氏には共通点が…

自虐ネタをかます余裕を持とう

Sex and the cityのクリップ。 www.youtube.com 育ちの良いお嬢様シャーロットが自分の兄と寝た友人・サマンサを「あなたの性器ってニューヨークのガイドブックに乗ってるの?!だって人気のスポットでいつも営業してるじゃない!」 と罵倒して、サマンサを…

農村の花嫁

明治生まれの祖母は、親が決めた相手(祖父)と結婚をしました。彼女が生きた時代ならそれほど珍しいことではなかったでしょう。 そして彼女は男の子を授かるまで子供を産み続けなければなりませんでした。そしてやっとできたのが私の父。そりゃー私の父は我…

何も持たざる者としての生き方

先日オフ会でもこの本についての談義に花が咲きました!これを読んだとおっしゃっていた方はどちらかというと著者のアンチと自称していらっしゃって、「アンチが覗かずにはいられない本を書くのが彼女のすごいところ」とおっしゃっていました。なるほど! 確…