マリア様はお見通し

普段は何も見えていないふりをしながら、善人面して静かに暮らしています

外食をうまく利用できる人は節約上手だと思う理由



私が食後に得るもの。 
それは美味しかったという満足感よりも食べきった!という達成感。
冷蔵庫の在庫を無駄にしなかったぞ!という達成感
それが日々の私の食生活です。夫はどう感じているのかわかりません。
もはや食べることが楽しみというよりは、義務になっている。達成感ではなく満足感を求めて、マルちゃんのちゃんぽん味の焼きそばを買ってはみたものの、自分は主婦に向いてないのだという結論に至っただけでした。

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「たまにはきくらげでも入れてみよう」

普段の食生活において登場回数の少ないアイテムを投入することにより、マンネリを打開しようと思ったのですが、結局逆効果でした。きくらげのあの独特の歯ごたえはインパクトがある分飽きやすく、焼きそばで一袋のうち半分くらい使い、残りはもう見るのも嫌になりました。そして「きくらげのような食材は、それなりに料理の腕と知識がある人に使われた方が幸せなのだ」という答えが出ました。
そう、私みたいに料理がたいしてうまくない=素材を活用しきれない人間は、こういう食材は外食で楽しめばよいのです。例えば中華とかでね。
幼い頃、家族の誰よりも外食を楽しみにしていたのが母であったという理由が、やっと理解できるようになりました。食べきったという達成感ではなく、美味しかった♪という満足感を得られる食事=外食。素人が買っても使い切れなくて腐らせて終わるであろう食材を楽しめる食事=外食。
それに人が作ってくれたものって美味しく感じるし、後片付けしなくていいのって本当に気持ちが楽。多少高くついても外食した方が絶対に美味しいのであれば、時々してもいいじゃないですか。それに高くついた分、もとはとれる。
外食ー自炊の差額なんて、あとで取り戻せる範囲ですよね。しかもその差額で主婦が息抜きをできるのであれば、もうそれで十分ですよ。だから外食をうまく利用できる人は節約上手だと思います。家計簿とにらめっこしてお金だけを追いかけてばかりではなく、ガス抜きが上手にできて、精神衛生を保てる人は長い目で見て節約上手なのです。
ちなみに今回使ったのはマルちゃんの焼きそば旨コクちゃんぽんです。もう取り扱い終了しているようですね。

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感想:芳醇中華風ソース味の方が美味しかった。

心に響かなくなった言葉

このブログを読んでくれているあなたが、明日も読んでいるとは限りません。知らない人間の書く文章を面白いと思うのって、そんなもんじゃないですかね。飽きる時は必ずやってきます。
私も最近「もう心に響かなくなったなぁ」と思った言葉がありました。

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“一生美人"力 人生の質が高まる108の気づき


齋藤薫さんが書かれたエッセイを読んでいて、明らかにネタ切れという印象を受けました。女性向け、しかもアンチエイジングを意識したネタとなると、「目からウロコ!!!」なんていう秘訣はそうそうありませんから(結局大切なことはとてもベーシックだったりするから)、他の方が書かれている美容系エッセイと被ることも多くて当然です。しかも朝日新聞のコラムに連載されていたものをまとめたものですから、当然字数稼ぎみたいな冗長な部分も多くあります。
美容ジャーナリストとして発信し続けるということは、自分のことだけではあっという間にネタが切れますから、周りにいる美女達や、あるいは反面教師として登場させたい女性達をインスピレーションにして書き続けますよね。エネルギーを消耗しますよ。
だけど結局書いている人間は同じ人間なのですから、限界があります。若い頃は心に潤いがなくなった時に助けられた著者のエッセイだけど、もう心に響かなくなりました。私も歳をとったということです。
齋藤薫様、今まで文章を通じて何度も背中を押してくださって、どうもありがとうございました。

セルフセラピーは自分への最高の贈り物だと思った夜

この記事に検索結果からたどり着いた人は、一人で過ごす時間を大切にできる人だと思います。自分を癒す方法は人それぞれです。一人じゃ寂しいから、たいして楽しくもない飲み会で楽しかったふりをして、まずいお酒を飲んでも、とりあえず「騒いだ」という行為で気分転換ができる人もいます。だけどこの記事を読んでいるあなたは、そういうタイプではないのでしょう。

セルフセラピーというと、やや大げさですね。
セルフセラピー=自分を癒す行為は、日常生活の中で何気なく行っているものです。
電車の中から見える川沿いの桜の木を眺めてほっとする時間。
好きな音楽を聴きながら家路を急ぐ時間。
ハンドクリームを塗ってその上からグローブをして、ぼけっとする行為やそうやって過ごす時間。
半休をとって昼間から飲みながら、働いている人達をぼぅっと眺めて「ああ、自分は今休んでいるんだ」と実感する時間

そんな風に私達は無意識にちょっとしたセルフセラピーを繰り返しています。だけど今回は、ちゃんと腰をすえて「やるぞ!」とまとまった時間をとってやってみました。

自分の家でも簡単にできる セルフセラピーは自分への最高の贈り物だと思った夜

窓からこんな景色が見えるおうちの窓際で、お茶とクッキーでも楽しみながらセルフセラピーができたらいいなぁというのは、今のところはなかなかかなわぬ夢です。

Calm

心地よいと感じる環境は人それぞれですが、私はこんなところでしてみたい。だけどこの画像のような場所とは程遠い自分の家でも、日常生活の雑音を完全にシャットアウトしてトリップできます。
癒しが必要とかそういう気分ではなかったんだけど、やはり人間生きていると日々心によくないものが溜まってきますよね。そういうものを人にぶちまけてしまう前に、溶かして心の外へ流しだすために、セルフセラピーをしました。
さぁ、自分自身を癒す=セルフセラピーのはじまりです。

セルフセラピーのお伴が届いた

私の場合、今回のセルフセラピーには自己啓発本を使いました。

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自己啓発本と聞いただけで拒否反応が出る人もいるでしょう。金持ち本を読み漁る人に金持ちがいないように、自己啓発本は読んだことで満足してしまって、結局本人はちっとも良い方向に変わる努力などしないのではないかと思うからですよね。
だけど今回セルフセラピーをするにあたって、私は必要でした。心が栄養を欲していたからです。次回のセラピーで必要なのは、自己啓発本ではなくとことん笑わせてくれる本やDVDかもしれません。

  • 自分のその時の心理状態
  • バイオリズム
  • 抱えている問題の種類

にあわせて選ぶとよいでしょう。

セラピーで読んだのは左側の書籍だけ。夫不在で一人でのんびりできる夜を狙って、音楽を聴きながら読むのにぴったりの内容でした。説教じみてなくて、様々な分野で自分の道を切り開いてきた、自立している女性達が登場します。若い女の子達にはぴんとこない内容の本かな。私くらい(アラフォー)の年代にはよかったです。レビューはまた今度書きますね。

一流の女が私だけに教えてくれたこと

最後に登場したのが山田詠美さん。私にとって一番栄養価の高い言葉をくれそうな人。若い頃の私なら、まずはここから読んで最初に戻り、残りを読み始めたでしょう。だけど今回は最後まで我慢しました!

トリップ成功率の高い音楽

自己啓発本との相乗効果を狙って、リラクゼーション効果のあるアルバムを選択しました。読書に没頭できてよかった!これなんですよ、私が必要としていたのは。没頭
「なんであの人って顔を合わせるたびに愚痴とか負の要素しか垂れ流さないんだろう。聞かされる側の気持ちを考えないのかな」
「なんで人に自分のミスを認めずに人になすりつけてばかりいるのだろう」

そういった心の中の沈殿物が溶解されていくプロセスとして、何かに没頭することが役立ちました。

The Emerald Way

The Emerald Way

  • 2002
  • ニューエイジ
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

私はアルバムを購入しましたが、1~3曲目まではほとんど聴きません(ただ単に好みじゃないから)。4曲目のアルバムと同名の曲"The Emerald Way"から聞き始めます。
読む本の内容にもよるけど、Best of healing meditationもおすすめです。

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The Emerald Wayもそうですが、歌詞がない音楽のみが持つ力ってありますね。嫌だなぁと感じる対象を私の頭や心の中から一時的に追い出して、読書に没頭させてくれました。トリップ大成功。

おやつは300円まで(笑)

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夜中に甘いものなんて・・・ですって?大目に見てください。セルフセラピーの夜なんですから!

セルフセラピーで軽くなった頭と心で快眠

「心よ、夜くらい考えすぎることをやめてくれないか。僕は眠る必要があるんだ」

リラクシング効果のある音楽は、やはり催眠効果も強い。本を読みたいのに睡魔が襲ってくる・・・・。結局本を閉じて、ライトを暗くして眠りにつきました。
夫が帰宅したのも気がつかないほどぐっすり眠れました。翌朝は本の続きが読みたくて、自然と早く目が覚めました。

すっっきり!!!
セルフセラピー、おすすめです。次回はどんなことをしようかな。

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雪景色は非日常だから美しくて楽しい 

雪国への移住は、率直に言っておすすめはできません。旅行するにはいいけど、住むのは覚悟がいると思います。
冬期間は起床時間を一時間早めて雪かき→車庫から車を出して、凍結した路面を超のろのろ運転で出勤。これだけで一仕事ですから、都会の通勤ラッシュとはまた違った疲労感があります。それは雪国に暮らす人達の苦労のほんの一部です。

美味しいお米とお酒造りに欠かせないもの=「豪雪」と日常的にむきあえますか?

雪国は雪解け水によって肥沃な土壌が作られ、その結果おいしいお米が育ちます。お米が美味しいということは、お酒も美味しいのです。その美酒が造られる厳しい気候と日常的に向き合うことは、なかなか難しいことです。
だけどその厳しい気候が作りだす環境にしかない美しさもあります。上の麒麟山酒造周辺のような情景を車窓からのんびり眺めてみたい人は、真冬に磐越西線に乗ってみられるとよいですよ。新潟県の新津と福島県の会津若松を結ぶ、阿賀野川沿いを走る路線です。都会の人は「田舎って駅と駅の間がこんなに長いの!」「こんなに雪が降っても電車が走るのか・・・・」と驚くこと間違えなし(笑)。
だけどそれも旅だから楽しいんですよね。電車を降りる頃には「暮らす場所ではないな」と思うことでしょう。

ここは本当に日本なの?瓢湖(ひょうこ)

瓢湖はラムサール条約の登録湿地に登録されている人造湖です。

Whooper Swan

福島県の猪苗代湖もそうだけど、この湖で白鳥や鴨が戯れる姿を見ていると、そこが日本であることを忘れてしまいます。突き刺すように冷たい空気が顔にふれて人間は縮こまっているのに、ご覧の通り鳥達は大はしゃぎ。
この瓢湖の近くにあるショコラ亭で売られている新潟の地酒を使ったチョコレートはおすすめです♪

旅行にはよいと思う理由 雪景色は非日常だから楽しい

東京駅から上越新幹線に乗って私の田舎・新潟に帰る時はこんな感じです。
東京駅大宮駅あたりまでは、目立つことだけを考えたロゴの選択と配色の結果、下品なデザインになった看板がたくさん車窓から見えます。空も青い。
大宮駅を過ぎると、まだまだ青空は続くけど、田んぼが増えてきます。

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群馬県の高崎駅を過ぎると、トンネルが続きます。ま~っくら。上越新幹線にはMaxという二階建ての車両があります。「車内から見える景色を楽しみたいから二階に指定席をとろう!」と思って実際にとっても、あまり意味がないように思えます。
だってトンネルを出た!と思うのはほんの一瞬で、また次のトンネルに入ってしまうから、一階だろうが二階だろうがま~っくら・・・。


そしてついに最後のトンネルを抜けると、その先に広がるのは白銀の世界。

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(やっぱり二階席を指定したほうがよいですね)
太陽を雪が反射してきらきら光っているような世界ではなく、まるで水墨画のようです。なんかしっとりとしていて、そして暗い・・・。
「お肌が綺麗なのは、やっぱり雪国出身だからなんですね!」とよく言われる私は「そうですね。日照時間は確かに短いですから」と答えるのですが、本当に冬期間の日照時間は短いんですよ。暗い。あれは個人差こそあれ、精神面に影響をもたらしますよ。
両親が真冬に横須賀に遊びに来ると「同じ日本で、2月にこの青空は不公平だ・・・」とつぶやきます。新潟では3月くらいになると、ある日一歩外に出るとふと春の訪れを知らせるような甘い香りが鼻をつく時があります。本当に甘いんですよ。ちょっとしっとりとしていて。
その香りを嗅ぐと、心がはやるのです。そしてどれほど自分が春を待ちわびていたのか、その時になってわかります。

 ◆貸切露天風呂の宿 新潟・松之山温泉 山の森のホテル ふくずみ


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敬愛する女性の情報が少なすぎるから、こうするしかなかった

誰かが食べたもの、訪れた場所、感じたこと・・・。多くの人達のそういう情報であふれかえっているウェブ上で、私が敬愛する女性のそういう情報は見つけることができません。
その方のお名前でググっても、既に知っている情報しか出てこない・・・。SNSもやっていません。フェイスブックにはその人のページがありますが、wikiのコピペでしかありません。私はungooglableな方に惹かれる傾向があるようです。
それが中瀬親方こと、中瀬ゆかりさんです。新潮社出版部部長、またTOKYO MX「5時に夢中!」の木曜レギュラーコメンテーターでもあります。

忙しすぎて本が書けない

「中瀬さんの書いた本が読みたい」と思ってアマゾンをちょくちょく調べるのですが、検索結果としてヒットするのは彼女が編集に携わっている本か、あるいは5時夢の共演者であり、親友の岩井志麻子さんの書籍だけです。
あとは「99人の小さな転機の作り方」という書籍の99人の一人として登場しているので、そこで少しだけ中瀬さんについて読めるくらい・・・。
中瀬さんが夕刊フジで連載している「ななめ45度・おんなの坂道」の書き下ろしでいいから読みたいなぁと思うのですが、本への愛情が強い中瀬さんですから「書くからには読者に楽しんでもらえるものを書きたい」という思いも強いでしょう。だからなかなか出版されないのかなと思います。
編集者の幹部という本業、そしてTV番組のコメンテーターとしての仕事でいい仕事をきちんとしようとすると、さすがに出版は無理なのです。だけど中瀬さんなら、粗製乱造されたようなエッセイ100冊合わせてもかなわないくらい面白い一冊を書いてくれると思うんだけどなぁ。
しようがないので「間接的に中瀬さんを知ることができる本」を読みました。

中瀬さんが愛した男性が愛した女性

高校生の頃~23歳くらいまでアンアンを時々読んでいたのですが、恋愛特集の座談会になると必ずといっていいほど登場したのが横森理香さんでした。恋愛特集の座談会だから、百戦錬磨のいい女を期待していた私は、正直に言うとなんで「この人が選ばれるんだろう?」と思ったものでした。
だけど横森さんの私小説的な作品であるぼぎちんが、中瀬ゆかり氏の事実婚の相手であった故白川道さんと横森さんの大恋愛をもとに書かれたものであると知った途端、「きっと横森さんはいい女なんだ!」と思うようになったのです。
理由は単純で、中瀬さんが愛した男がかつて愛した人なんだから、いい女なんだろうなぁっていう、それだけです。そして中瀬さんが愛した男性のことが書かれている本を読むことで、中瀬さんのことが少しわかったらなぁってのもありました。もうまるでストーカーですね。

中瀬さんについてわかったこと

ムショ帰り。ほとんどの女性がもうそれだけで引きますよね。だけど中瀬さんは「なんだか悪そうな年上の男」である白川さんに惹かれました。
ところがなんだか悪そうでは済まないのが白川さん。根っからのヒモ体質は、こんなに早くから始まっていたのです・・・。そのヒモぶりをネタに「とうちゃんが・・・」と笑いを誘っていた中瀬さん。
だけどこの本を読んでいて、ヒモって才能が必要なのだということをつくづく感じました。ただお金がないだけじゃヒモになれない。女性が離れがたい、近くにいてあげなくちゃいけないと思わせる魅力を持っているダメ男
白川さんの場合、本人もその効果を自覚していた学歴というカードの他に、何を着ても何をしても、なんだか品の良さを感じる人でした。こういう感じだったから、周囲は騙されてお金を貸してしまうのでしょう。天性の人たらしとも言えます。
このような男性と一緒にいる女が貧乏だと共倒れしますから、女性が経済的、精神的、社会的に自立している必要があります。貧乏な男と一緒にいても、男から貧乏が伝染しないのに十分なほど稼いでいる女。
そのダメ男と横森さんの恋愛について書かれたこの一冊を読んでいて、性愛の部分も、人間愛の部分も、せつなくも温かいなぁと思いました。
世の中には「どうやったら愛されるか」ということについて書かれた本はたくさんありますが、この本のように「誰かを愛したくなる本」は滅多にお目にかかれません。
それから舞台はバブル時代ですから、当然死語がちょくちょく出てきます。死語が生きていた時代を知っているアラフォーとその上の世代が読むと、ちょっと気恥ずかしくなり、また寒く感じつつも、笑ってしまいます。

横森さんの目線から書かれたのがぼぎちんで、二人の愛を白川道さんの視点から書かれたのが「流星たちの宴」。これは読まねばと思いました。

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