2017年の手帳はこれにしました

2017年の手帳はココちゃんにしました。

ここが好き1:B6というサイズ。そしてソフトカバー

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携帯に便利な薄くて小さなサイズだと、色々書き込みたい私としてはちょっと物足りない。だからB6(188mmx135mmx13mm)が最適。そして手帳と言えばソフトカバーしか考えられないほど、根っからのソフトカバー派です。

ここが好き2:1月はじまり

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(月間予定のページはこんな感じ)

やっぱり1月始まりのダイアリーはいいですね。
気が早い人はもう10月くらいに来年の手帳を購入するため、ここ数年は10月はじまりくらいのものも多く、1月はじまりを探すのが難しいくらいです。だけど私はやはり1月始まりの方が、新しい一年がまた始まるんだなぁという実感がわいて好きです。

ここが好き3:フリーページを中心としたイラストが豊富で、クオリティが高い!

手帳の最後のほうについてくるフリーページ、見開きでたった4ページしかないんですよ。だけどそんなのどうでもよくなるほど、全体的にイラストが豊富でクオリティが高いのです。既視感のあるイラストが少ない♪

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(フリーページ)

2年位前までは、大好きな水森亜土さんのものを使っていたんだけど、使いまわされているようなイラストが多いなと感じるようになりました。
亜土さんの場合、使いまわしでも新しいファンにとってはそれが目新しいわけですから、そこまで長く愛されるイラストを描いてきたということ自体がすごいわけですが、幼い頃から知っている人間としては、手帳はもういいかなぁと思うようになりました。
だけどココちゃんはすごい!例えば週間予定のページ。

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こんな風にイラストで埋まっている場合もあれば・・・

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程よい余白を保ってフリーページっぽく使えるところもあり、イラストの可愛さ、楽しさは作者・サカモトリョウさんの発想の豊かさ、ユニークさが詰め込まれていて見ていて飽きません。

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本当はおじさんの手帳が欲しかったのですが、ロフト(そごう横浜店)では取り扱いなし。
「確かルミネの中の有隣堂で取り扱われていたような気がする」と思いつつ、あそこまで歩くのが面倒になり、ココちゃんにしたのですが、ココちゃんにしてよかったです。
ぱらぱら見ているだけで楽しくて「なんだか今年は素敵な一年になりそう」と思わせてくれる不思議な力があります。いやなことも含めて、いい一年だったな、と言える2017年になりそう。
それでは皆様、メリークリスマス。

関連記事:あがる文房具 cocoちゃんグッズを使うと文具が幸せそうに見える - マリア様はお見通し

歳をとったらロフトでの衝動買いが減った

ロフトに行くとテンションがあがります。だけどそのテンションという名のゴーグルで盲目になることはもはやなくなりました。今回「今すぐ必要というわけでもないのに買ってしまったもの」は1点のみ。大人になったもんだぜ。

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(そごう横浜店 7F)

まず用事がないのに立ち寄ることがなくなりました。目的がないと行かなくなったんですよ。
で今回の目的は

  1. thank you card
  2. ラッピンググッズ
  3. 海外に暮らす友人に送るseason's greeting card
  4. 2017年の手帳

を買うことでした。結局1. thank you card は買わず、可愛いseason's greeting cardで代用しました。
大好きなちびサンタ軍団x日本文化のコラボシリーズ!いまだに作者が不明という不思議なシリーズです。普通はカードを保護しているプラスチックに記名されているんですけどね。誰が描いているのか知りたい・・・。

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(サンタx舞妓)

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(サンタx金閣寺)


2.のラッピンググッズですが、そごうの地下で買ったお菓子のお店のラッピングの方がシンプルで十分だろうという感じなので、あえて自分でめちゃくちゃにすることもなかろうと、これも買わない。その代りに、お菓子の入っている箱の包装紙にthank you ステッカーを貼ろう。

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今すぐ必要というわけでもないのに買ってしまったもの

それはグラシンふくろ。

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「前面に柄入り、後面が無地の半透明の袋です。お菓子などの食品を入れてもお使いいただけます。日々のおすそ分けや小さな贈り物に」
と書かれています。おすそ分けする機会なんてそんなにないのに、13cmx9.5cmという小ささも手伝って、買っちゃった。100均でも似たようなものは買えるんだけど、やっぱり柄や質はロフトの方がいいなと思います。

2017年の手帳は次の記事で紹介します。>>2017年の手帳はこれにしました - マリア様はお見通し

フィギュアスケートファンは羽生結弦選手に甘やかされている

解説者に仕事を忘れさてしまう羽生結弦選手。
解説者達は自分達も同じスポーツを愛し、競技者だったからこそ、羽生選手のやっていることのすごさがわかる分、熱くなってしまうでしょうね。


以下はフィギュアスケートファンにはおなじみのCBCの解説です。



カート・ブラウニング氏:Nice. A tiny correction on the landing. But I can't believe I'm actually getting picky about a quad-loop landing.
「いいね。着氷でわずかな修正。だけど自分が四回転ループに対して細かくなっているということが信じられないよ」


女性解説者:We've been spoiled. That's why.
「私達は(結弦に)甘やかされているのよ。」


(中略)

カート・ブラウニング氏:It's the back. This posture on his landings. (It) just says "I'm the best. Chase me, but you won't catch me."
「(結弦と他の選手の四回転ジャンプの違いは)背中だよ。着氷時の姿勢。その美しい姿勢が『俺が一番だ。追いかけてみればいいけど、俺に追いつくことはできないよ』と語っている」


四回転といえば、一番難易度の低いトウループから入りますよね。だけどなんだかんだで男子のフィギュアスケート競技に空中戦が戻ってきて、ブラウニング氏の現役時代には考えられなかった四回転ループやらルッツを飛ぶ選手まで出現しました。
そんな四回転にケチをつけている自分が、四回転ジャンプの先駆者であるカート・ブラウニング氏は信じられないのです。

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GPシリーズを見ていて感じたのは、羽生選手の場合四回転ジャンプの軽さと優雅さもさることながら、細くて長い手足を持て余していないところがすごいと思います。
あれだけ長いと、美しさという武器として活かすには、相当運動神経がよくないといけないはずなのです。欧米の選手の中で羽生選手のような体形に恵まれている選手を見ていても、手足がだらしなくぶらぶらしてみえる、活かしきれていない選手がいます。
だけど羽生選手は宝の持ち腐れにならないような運動量を保ちつつ、四回転を飛んでくる。そしてさらにあの「どこからともなくぽーんと軽々飛ぶ」と海外のメディアの間で評判の3A。
すごいことを軽々やっているように見せる羽生結弦選手に、フィギュアスケート界やファンは甘やかされている・・・。

 
関連記事:ミスター四回転のカート・ブラウニング氏が語る羽生結弦選手のジャンプのすごさ - マリア様はお見通し

ジョニ子のしくじり

先日行われたグランプリシリーズのNHK杯の解説をしていたジョニー・ウィアーが、ともに解説をしていた長野五輪金メダリストであるタラ・リピンスキーの隣でうっかりこんなことを口にしてしまいました。

「羽生結弦に関して最も心を打たれることといえば、彼はオリンピックを制した。過去に活躍したほとんどのスケーターは(五輪で金メダルがとれた後)競技を去ってしまう。
彼らは(五輪当時の)スケーティングレベルを残りの競技生活で維持するんだ。羽生結弦の場合は、明るい光も、世界中の目の前でミスを犯すことも恐れていない。それが彼を素晴らしくしているのであり、一試合一試合、彼は戦士のように突き進んでいくんだ」

(ジョニーが解説したNBC放送分)

おそらくジョニ子さんは、羽生選手の演技に引き込まれていて、隣に座っている解説者・タラさんが五輪で金メダルを獲得してすぐに引退したスケーターであることを忘れてしまったのでしょう(苦笑)。
この後ジョニ子も「しまった!」と思ったのか、タラさんもなんと続けてよいのかわからないのか、気まずい沈黙が続きました。そしてタラさんがようやく口を開きました。


「ジョニー、まさにあなたのいう通りよ。オリンピックでメダルを取ると、モチベーションを失ってしまうの。結弦はそうじゃない。なんで結弦がフリースケーティングで四回転ジャンプを3つではなく4つ入れているかわかる?
彼は自分を目指して挑戦してくるスケーター達に、その4つの四回転ジャンプで対抗したいのよ」

青いフォントで書かれた解説がジョニ子、濃いピンクのフォントで書かれた解説がタラちゃんの解説です。
ひとまず沈黙は破られましたし、四回転ループの難しさについてもジョニ子がわかりやすく解説してくれています。

「トウをつくことで得られる補助なしに飛ばなくてはならない。ホッピングみたいなものだね。体のポジショニング、エッジ使い、そして(助走の)速さに頼らなくてはならない」

子供時代にホッピングの流行を経験しているアラフォー世代は、ループジャンプの難しさが想像しやすいでしょう(笑)。

ラングスジャパン(RANGS) バランスホッピング オレンジ

私は日が暮れてもこれにのって飛んでいました。ぼよよ~ん、ぼよよ~んって。もっとダサいデザインでしたけどね。でもジョニ子がループをホッピングにたとえたのはすごいなぁと思いました。着地してそのままホッピングのバネの力だけを頼りに、上に跳ね上がっていくんですよ。
だけど恐ろしいことに、四回転ループはホッピングのバネではなく、選手の膝のバネを使います。こんなジャンプを練習し続けたら故障につながるのではないかと思いますが、単独ジャンプだったらセカンドジャンプの3ループのような負担はかからないでしょう。
それに「もっと高みへ!」と羽生選手が熱くなっても、冷却器ブライアン・オーサーが稼働しますからね(笑)。平昌を前に故障で競技生活が続けられなくなる、なんてことはないでしょう。

関連記事:「チーム・ブライアン」の行間を読む (3)羽生結弦選手の最大の敵 - マリア様はお見通し

教会はトイレやお化け屋敷みたいな場所だ

青い海、豊かな自然の中に点在する教会。しかもその教会は、誰かが自分の権力を誇示するために作った大きな教会ではなく、画像中の教会のようにひっそり、こじんまりとしています。

Gorin Church, Hisaka Island

そんなものを見たくて五島列島に一度行ってみたいと思っていますが、教会というのは外から見ると神聖な場所で、内側に入ってみると、他の誰も、どこも受け入れられない・受け入れたくないものを受け入れてくれるトイレのような存在であったり、魑魅魍魎が集まったお化け屋敷のようなのです。

キリスト教会というと、新興宗教と違って胡散臭さがありませんよね。後者は迷える人々、苦しむ人々を飯の種にして幹部が私腹を肥やし続けていますが、前者は苦しむ人々を受け入れ、導くためにお金を請求してきません。それだけでクリーンなイメージを持ちますし、確かにクリーンでしょう。
だけど教会側は大変だと思います。神様のお導きがあっても、結局それには従わず行きたい方にしか行けない強者達が集まってくるのですから。

トラブルを抱えた人が集まる場所 それがキリスト教会

プロテスタント、カトリック、その他と宗派は分かれますが、宗派に関わらず、教会に熱心に通う日本人で、まともな人に会ったことがありません。
家系が代々クリスチャンという二世、三世などは別ですよ。

「教会に毎週通わない信者は、信者として認めない!」「あなた今週は礼拝に来れないの?じゃああなたの分まで祈ってあげるね」
そんな風に他の協会員にも押し付けるくらい熱心に通う人はたいてい問題を抱えています。極端な例を挙げると、ルネサンス佐世保散弾銃乱射事件の犯人とその両親も教会に通っていました。

私が実際に知るサンプル一人目は、私が一緒に働いた人です。
この人と携帯で連絡がとれなかったため、自宅に電話したところ母親が出ました。私が「〇〇さんの同僚で、あべと申します。いつもお世話になっております」と名乗ったところ、返ってきたのは「はぁ。それで?」。
この親にしてこの子あり、と思った瞬間でした。実は〇〇さんは色々と問題がありました。彼女が依願退職せざるを得ない方向にもっていって、それから半年後に周囲の望んだとおり、依願退職していきました。
二人目のサンプルは、中年の主婦でした。夫と子供達を捨てて若い男と家を出たけど、一年もしないうちにのこのこ戻ってきた人でした。
表向きには「やっぱり家族を愛している」というのが理由でしたが、おそらく金の切れ目が縁の切れ目ってやつで、若い男との火遊びに飽きて資金も底をついたため、裕福な暮らしが恋しくなったのでしょう。
二人とも熱心に教会に通っていましたよ。

救われたい、許されたい

北朝鮮に拉致されたまま、いまだに日本への帰国がかなわない横田めぐみさんのご両親もクリスチャンです。横田夫妻がお祈りやバイブルにどれほど救われていることでしょう。

夫妻のように、もう自分達だけでやれることには限界があり、それらをやりつくし、疲れ果て、もう心がずたずたになった人達の心のよりどころにもなる教会。
「3歳で、ぼくは路上に捨てられた」の著者ティム・ゲナール氏も神と出会い改心しました。
だけど夫妻のように自分達ではもうどうにもならない問題を抱えた人ではなく、自分自身の問題を他人や環境のせいにしている人や、自分ができる努力もせずに救われようと思う人達集まってくるのですから、教会は大変です。
そういう人が問題を作り出している自分を見つめよう、改心しようと思わずに、ただ救われたい、許されたいという利己的な考えを持って集まり、バイブルを読んでどのように解釈しているのか。
それとも「教会に毎週通うだけでよい人間になれる」という超他力本願なのか・・・。

どこぞの宗教団体のように、お布施の額と新聞の勧誘行動で信仰心が判断されるのはおかしいと思います。だけどお金=汚いとも言い切れません。こういう大変な人々を受け入れる場所=教会が運営を続けていけるように、最低限の維持費は必要だと思います。

 

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